鞍馬寺は、京都市左京区にあります。
大晦日の夜に、除夜の鐘が撞ける京都のお寺です。
除夜の鐘は、12月31日に撞かれる鐘の事。
大晦日の夜に、全国各地で鳴り響きます。
しかし、最近は昼に撞くお寺も存在。
深夜の鐘の音は、騒音だという苦情からです。
鞍馬寺の除夜の鐘は、日本の趣そのままに夜に撞かれます。
除夜の鐘を撞く数は、人の煩悩の数と同じお寺が多いです。
人の煩悩は108つ、除夜の鐘も108つ。
しかし、鞍馬寺では人数制限がありません。
時間内に鞍馬寺に訪れると、誰でも撞く事が出来ます。
良いことばかりのように思える鞍馬寺の除夜の鐘。
しかし、難点が存在しています。
今回は、鞍馬寺の除夜の鐘を紹介します。
少しでも、何かの役に立てば幸いです。
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鞍馬寺で除夜の鐘の見所
鞍馬寺の除夜の鐘の概要
鞍馬寺の除夜の鐘は、一般参加可能です。
鐘を撞くのは先着順ですが、人数制限はありません。
まずは、本殿向拝でお参りです。
開始時間は、23時30分頃。
そして、鐘楼へ移動して鐘を撞きます。
鐘撞き開始時間は、23時45分頃です。
事前予約は、不要。
整理券も配布されず、誰でも撞く事が出来ます。
もちろん鐘撞き料も、必要ありません。
鞍馬寺の除夜は、条件がかなり良いです。
しかし、1つだけ難点があります。
それは、移動手段の確保です。
鞍馬寺へアクセス方法は、いくつかあります。
叡山電車、京都バス・市バス、自動車です。
昼間なら、叡山電車を利用するのが無難だと思います。
私も叡山電車で、鞍馬寺へと向かいます。
しかし、大晦日の夜は、叡山電車は休日ダイヤでの運行です。
残念ながら、終夜運転ではありません。
そのため、鞍馬寺の除夜の鐘が始まる頃には、既に終電は出ています。
鞍馬寺へ行く事が出来ても、始発まで待たなければなりません。
冬の鞍馬山付近は、大変寒いです。
始発まで待つのは、かなり無理があります。
京都バス・市バスも、同じく深夜運行はなしです。
次に考えられるのは、自家用車かタクシーでの移動となります。
まず、自家用車での移動ですが、鞍馬寺には駐車場が存在していません。
周辺の有料駐車場を利用する事になります。
ただ、その周辺の駐車場も終日はやっていないようです。(※)
(※大晦日の夜だけ、特別に開いている所がある可能性はあります)
そうなると、帰りはタクシーが最も帰りやすい方法となります。
しかし、タクシーで終夜運転の京阪電車の出町柳駅まで戻るとなると、そこそこの料金をかかるので、あまりおススメは出来ません。
それでは、どうすれば良いのでしょうか。
1.鞍馬寺まで叡山電車の終電で移動、その後始発で帰宅。
2.夜間でも駐車できる場所を探して、鞍馬寺まで車で移動。
3.行きは叡山電車、帰りはタクシー。
この条件に合う方がいれば、鞍馬寺へ除夜の鐘を撞きに行ってみてはいかがでしょうか。
個人的に鞍馬寺の除夜の鐘は、地元の方々が大晦日の夜に撞きに行く場所といった感じです。
もし何か効率が良い移動手段が分かれば、ここに掲載します。
鞍馬寺の駐車場
鞍馬寺には、駐車場が存在しません。
車で行かれる予定の方は、ご注意下さい。
鞍馬寺までのアクセス
鞍馬寺への行き方です。
叡山電車・出町柳駅から乗車。
蔵前で下車して、徒歩約10分。
(周辺地図)
京都の大晦日
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