醍醐寺は、京都市伏見区にあります。
除夜の鐘を、大晦日に撞く事が出来るお寺です。
最近は、大晦日の昼に撞かれる事もある除夜の鐘。
しかし醍醐寺の除夜の鐘は、変わらず大晦日の夜に撞かれます。
それでは、どうしたら醍醐寺で撞く事が出来るのでしょうか。
当日醍醐寺に、ぷらり訪れても撞く事は出来ません。
なぜなら、事前申し込み制だからです。
醍醐寺に訪れて、予約整理券を貰わなければいけません。
また、鐘を撞くには、鐘撞き料も必要です。
そのため、1回の鐘を撞くのにそこそこお金がかかります。
もちろん鐘を撞くだけなく、おそばの接待などもありです。
それを含めても、個人的には少し高いかなと思います。
今回は、醍醐寺の鐘を紹介します。
少しでも、何かの役に立てば幸いです。
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醍醐寺で除夜の鐘の見所
醍醐寺の除夜の鐘の概要
醍醐寺の除夜の鐘は、一般の方が参加出来ます。
ただし、事前の申し込みが必要です。
(醍醐寺の鐘)
事前申し込みは、三宝院納経所で受付しています。
ここで、予約整理券を手に入れて下さい。
奉納料(鐘撞き料)は、1,000円です。
おそばの接待・お守りの授与などが付いてきます。
事前申し込みの開始日は、12月10日から。
時間は、9時からとなっています。
また、醍醐寺友の会会員の方は、さらに早い事前予約が可能です。
醍醐寺の除夜は、金堂前と観音堂横の2か所で撞かれます。
撞かれる鐘の回数は、各106打限定です。
当日の醍醐寺の大きな流れは、以下の通りとなっています。
★醍醐寺の大晦日★
12月31日:22時30分から大晦日法要。
場所は、金堂。
1月1日:0時から除夜の鐘、奉納料1,000円。
場所は、金堂前・観音堂横。
1月1日:0時から年越しそばの接待、先着500名様まで。
場所は、金堂前広場。
-終了-
醍醐寺の最寄駅は、京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」。
京都市営地下鉄は、大晦日の夜から元旦にかけて終日運行です。
また、醍醐寺の駐車場も夜間開いています(※)。
しかも、無料です。
(※1月1日2時30分に閉鎖)
そのため、移動手段に関しては、何も心配する事はありません。
やはり問題となってくるのは、料金です。
醍醐寺は、もともと拝観料金が高いお寺。
通常期でも800円、春期と秋期になると1,500円になります(※)。
(※下醍醐だけの拝観料金です。
上醍醐に入山する場合は、500円から600円が必要となります。)
拝観料金は、高いのです。
しかし、春と秋の醍醐寺は、それに見合う価値はあると思います。
特に春の桜の時期の醍醐寺の境内は、とても華やかに彩られます(※)。
唯一無二の光景で、1度は訪れて欲しい場所です。
(※その時の様子は、こちらを参照して下さい。
☆醍醐寺の桜。見頃や開花状況。魅力を写真で紹介。)
しかし、除夜の鐘となると話は別です。
京都市内には、無料で鐘が撞ける場所が多くあります。
また、温かい飲み物などの無料の接待があるお寺も、数多くあります。
その事を考えると、私にとって奉納料1,000円は高いです。
ただ、あくまで私個人が高いと思うだけの事。
有料でも、世界遺産の醍醐寺で鐘を撞きたいと思う方は、多くいると思います。
醍醐寺で除夜の鐘を撞きたい!!
そして、境内で新年を迎えて年越しそばを堪能したい。
そのように思う方は、醍醐寺で除夜の鐘を撞きに行きませんか?
まずは、醍醐寺に電話で問い合わせて、整理券がまだあるか確認して下さい。
いきなり訪れても、撞く事は出来ません。
ご注意ください。
醍醐寺の駐車場
醍醐寺は、駐車場を完備しています。
普通車約100台が収容可能です。
5時間まで700円で利用できます。
12月31日から1月1日の2時30分まで無料です。
醍醐寺へのアクセス
醍醐寺への行き方です。
京都駅から地下鉄に乗車、烏丸御池駅で東西線に乗り換え。
東西線で醍醐駅へ、2番出口から出て徒歩5分程で到着します。
さらに詳しいアクセス方法は、こちらを参照して下さい。
☆醍醐寺へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
京都の大晦日
・京都で除夜の鐘を撞けるお寺。
醍醐寺の祭事・行事
・醍醐寺の五大力さん(五大力尊仁王会)。御影や餅上げを観賞。
・豊太閤花見行列。醍醐寺で豊臣秀吉が狂言を観賞。
・醍醐寺万灯会。ライトアップや夜店あり。