毘沙門堂は、京都市山科区にある寺院です。
毘沙門堂の桜は、古くから京都の桜の名所として人気でした。
鎌倉時代の歌人・藤原定家も見頃の時期の毘沙門堂の桜を見るために、わざわざ訪れたそうです。
時々、「毘沙門堂 桜 ライトアップ」でこのブログに訪れる人がいるので、ライトアップが行われているか調べてみました。
どうやら毘沙門堂では、春のライトアップは行われていないようです。
残念ながら、毘沙門堂では、夜桜を楽しむ事が出来ません。
しかし、毘沙門の桜は、とても美しいです。
見頃の桜は、十分見応えがありますよ。
しかも、他の京都の桜の名所と比較して、混雑は少な目です。
京都市中心地から、少し離れているせいかもしれません。
それでは、毘沙門堂までのアクセスは悪いのでしょうか。
そんな事は、全然ありません。
毘沙門堂の最寄駅は、JR山科駅です。
JR京都駅から乗車して、JR山科駅まで約5分で到着します。
乗車料金は、190円。
アクセスは、とても良好です。
それでは、毘沙門堂の桜を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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毘沙門堂の桜。見頃や開花情報。ライトアップはなし
毘沙門堂の桜
毘沙門堂は、京都の中で紅葉が綺麗な事で有名です。
しかし、毘沙門堂の桜も捨てたものではありません。
毘沙門堂は、鎌倉時代から花見の名所として知られていました。
境内には、約50本もの桜の樹が植えられています。
春の暖かい時期になると、桜の花が咲き誇り、楽しむ事が可能です。
種類は、染井吉野や彼岸桜、そして枝垂桜。
どれも見応えがあり、春の風景を演出してくれます。
特におススメなのが、宸殿前のしだれ桜です。
毘沙門堂を代表する桜と言っても、過言ではありません。
毘沙門堂のしだれ桜です。
高さ10メートル、枝張り30メートルの大きさを誇ります。
大きく枝を広げて誇らしげに咲く姿は、とても壮観です。
また近くで見ると、迫力があります。
樹齢150年を超えるしだれ桜で、現在は5代目です。
別名、毘沙門しだれ、あるいは般若桜とも呼ばれています。
般若桜(はんにゃざくら)」って、凄い名ですよね。
別名の由来が気になったので、調べてみました。
しかし、全く分かりませんでした。
自分の調査能力の低さが嘆かわしいです。
気になるので、毘沙門堂へ訪れた時にでも、お寺の関係者の方と話す機会があれば聞く事にします。
とりあえず春の毘沙門堂を訪れた際は、この桜は必ず押さえておきましょう。
山科の桜の散策コース
毘沙門堂は、京都市山科にあるお寺です。
その山科には、桜が綺麗に咲く場所があります。
私が春の山科を訪れた時、それらに一部を見てまわりました。
ここでは、その時の散策したコースを紹介します。
まずは、毘沙門堂です。
境内の桜を鑑賞。
その後に、山科疎水へと移動しました。
山科疎水では、菜の花も楽しむ事が出来ます。
山科疎水沿いを、桜を満喫しながら西(京都側)へ歩いて下さい。
そうすると、インクラインや南禅寺へと到着します。
毘沙門堂から南禅寺までの距離は、約5キロです。
散策するには、ちょうど良い距離ではないでしょうか。
歩くのが嫌な方は、山科疎水沿いだけにしておきましょう。
それでも、京都の桜は十分楽しめますよ。
毘沙門堂の駐車場
毘沙門堂には、駐車場がありません。
無料で自家用車が20台ほど止める事が出来ます。
ただし、毘沙門堂の参拝者に限ります。
ご注意ください。