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下鴨神社の蹴鞠初め2020。特別拝観席あり。

下鴨神社は、京都市左京区にある神社です。
京都の中でも、大変人気の高い初詣スポットとなっています。

その下鴨神社では、初詣期間に祭典が行われます。
蹴鞠初めも、その祭典の1つです。

京都で蹴鞠と言えば、どの神社を思い浮かべますか?
多くの方は、下鴨神社、あるいは白峯神社の事を考えると思います。

その蹴鞠は、中国から伝わった遊びです。
勝敗を競うのではなく、技術の高さを競います。

そのため、相手に受け取りやすい球で蹴ります。
また、相手が打ちやすい球を送るのが蹴鞠の特徴です。

蹴鞠は、「一段三足で返すのが良い」と言われています。
一段三足とは、自分の所に鞠が来たら、3回で相手に渡すという事です。

このような一定の規則に則りながら、「アリ!ヤア!オウ!」の声を出し、蹴鞠は続けられます。

平和的な遊び方の蹴鞠は、天下泰平や五穀豊穣を祈願するため行われる事が多い行事となっています。

今回は、そんな日本の伝統的な遊びが行われる下鴨神社の蹴鞠初めの紹介です。
特別拝観席(有料)も設けられ、ゆったりと観賞出来ます。

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下鴨神社の蹴鞠初め

下鴨神社の蹴鞠初めの概要

下鴨神社の蹴鞠初めは、京都のお正月の恒例行事。
今年の開催も、1月4日です。

1月4日と言えば、まだ初詣期間中。
初詣と蹴鞠初めの見物人で、境内は大変混雑します。

1月4日に、下鴨神社への初詣を考えている方。
蹴鞠初めが始まる前に、初詣に行った方が混雑が回避出来ますよ。

※下鴨神社の初詣は、こちらを参照して下さい。
下鴨神社で初詣。参拝時間や夜の混雑具合。

蹴鞠初めの開始時間は、13時30分からです。
まずは、本殿の儀が行われます。

その後、14時から蹴鞠初めの儀が開始です。
蹴鞠の実演が行われ、そして15時頃に終了となります。

初詣だけ目的なら、午前中に訪れるのが良いのではないでしょうか。
行事の前後よりは、参拝者は少な目ですよ。

下鴨神社の蹴鞠初めは、京都蹴鞠保存協会の方々による蹴鞠の奉納です。
烏帽子に袴姿の伝統的な衣装に身を包み、蹴鞠を披露します。

雅で平和的な蹴鞠は、お正月らしい優雅な行事と言えます。
下鴨神社へ訪れる方は、鑑賞して帰ってはいかがでしょうか。

この行事は、誰でも無料で観覧出来ます。
ただ、混雑するので場所取りが大変です。

良い場所で見るには、開始の1時間~2時間前には訪れたい所です。

お正月そうそう場所取りは嫌だ。
そんな方は、特別拝観席を利用してはいかがでしょうか。

当日の正午より受付開始。
特別の席の料金は、2,000円です。

ゆったりと観た方に、ぜひ特別拝観席をご利用ください。
楽に座って観賞出来ますよ。

下鴨神社の駐車場

下鴨神社には、参拝者駐車場が用意されています。
下鴨神社西駐車場は、普通車約150台駐車可能で24時間営業。

料金は、基本30分毎に200円。
ただし、お正月や大文字などの特別な日は1時間500円となります。

車で行かれる方は、ご注意ください。

下鴨神社へのアクセス

まずは、京都駅からの行き方です。
バスターミナルから市バス4番・205番に乗車、下鴨神社前で下車。

地下鉄北大路駅からでも、同じく市バス4番・205番に乗車して下さい。

京阪電車・叡山電車の出町柳駅からだと、徒歩で約10分。
糺の森までだと、5分くらいで到着します。

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(周辺地図)

葵祭
葵祭、観覧席以外の撮影場所と混雑状況。
下鴨神社の流鏑馬神事。
斎王代禊の儀。