曼殊院門跡に、ある梵鐘があります。
谷崎潤一郎が寄贈した鐘です。
◆曼殊院門跡についての簡単な説明◆
曼殊院門跡は、京都市左京区にあります。
天台宗の門跡寺院です。
最澄が比叡山に鎮護国家の道場を建立したのが始まりと伝わっています。
国宝の黄不動画像は、三不動の1つです。
また幽霊の掛け軸など多くの文化財も所蔵しています。
京都の紅葉の名所で、秋には多くの観光客が訪れます。
また、時期によってライトアップも行われるお寺です。
-終-
今回は、曼殊院門跡の谷崎潤一郎の鐘を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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曼殊院門跡の谷崎潤一郎の鐘の概要
曼殊院門跡の谷崎潤一郎の鐘
曼殊院門跡を、訪れた時の事です。
ある鐘を発見しました。
谷崎潤一郎が寄贈した鐘です。
谷崎潤一郎は、明治末期から昭和にかけての小説家です。
近代日本文学を代表する小説家の1人として、注目を集めました。
「細雪」などの、長編小説を執筆しました。
現代でも、人気がある作家です。
そんな谷崎潤一郎が寄贈した鐘。
鐘には、次のような分が刻まれています。
「あさゆふの かね能ひびきに 吹そへよ 我たつ杣乃 やまおろし能かせ」
正直、学のない私には意味は良く分かりません。
鐘と山おろしの音が、風に乗って響き渡るみたいなニュアンスでしょうか?
この鐘は、曼殊院門跡に吊るされています。
訪れる機会があれば、見てみて下さい。
曼殊院門跡の駐車場
曼殊院門跡には、参拝者用の駐車場があります。
普通車約50台が、無料で駐車可能です。
しかし、京都の紅葉の見ごろの時期は、どこも混雑します。
公共交通機関の利用が無難なのではないでしょうか。