2025年から2026年へ、年越しの瞬間を京都で過ごしたい方に、毎年大きな注目を集めているのが知恩院の除夜の鐘です。
日本三大梵鐘に数えられる巨大な大鐘が響き渡る光景は、まさに新年の幕開けにふさわしい圧巻の体験。
毎年多くの参拝者が訪れるため、事前抽選・予約方法や混雑状況を事前に押さえておくことがとても重要です。
特に近年の知恩院の除夜の鐘は、運営方法が大きく変わり、完全予約制・有料化が導入されています。
「どう予約する?」「当日の流れは?」「混雑はどれくらい?」「混雑はどれくらい?」「知恩院公式YouTubeチャンネルでのライブ配信はあるの?」など、初めて訪れる方ほど知りたい情報が多いはずです。
さらに、隠れた人気イベントである “試し撞き(リハーサル)”の観覧 も見逃せません。
本番より混雑が少なく、迫力ある鐘撞きの様子を間近で観られる貴重な機会として、近年とても人気が高まっています。
このページでは、2026年の知恩院・除夜の鐘の最新情報 をわかりやすくまとめ、初めての方でもスムーズに年越し参拝を楽しめるよう、予約方法・混雑回避策・試し撞きの見どころまで徹底解説します。
記事の最後には、筆者が実際に試し撞きを観覧したときの体験記も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
知恩院の除夜の鐘2025。事前抽選の方法や混雑具合。試し撞きの観覧あり。
1. 知恩院の除夜の鐘とは
毎年大みそか、日本全国の寺院で行われる「除夜の鐘」は、新しい年を迎えるための伝統行事として親しまれています。
その中でも 京都・知恩院(浄土宗総本山)の除夜の鐘は、特に荘厳で迫力があり、全国から多くの参拝者が集まる人気イベントです。
知恩院の大鐘は日本三大梵鐘の一つに数えられ、歴史と規模の両面で特別な存在。
■ 高さ:約3.3メートル
■ 直径:約2.8メートル
■ 重さ:約70トン
この巨大な鐘が奏でる低く響く音は、境内全体に振動するほどの迫力があります。
その音色には、聞く者の心を浄化し、新年への祈りを込める力があるといわれています。
知恩院の除夜の鐘の最大の特徴は、ただ鐘をつくだけで終わらないこと。
僧侶たちは専用の綱を使い、仰向けの姿勢で鐘を撞く独特の方法で鐘を打ちます。
この伝統的なスタイルは 「鐘を背にして仰向けで撞く」という知恩院ならではのもの。
迫力ある鐘の振動と僧侶の低姿勢が合わさり、参拝者にとって忘れられない光景となります。
さらに、知恩院は平安時代に創建された歴史ある寺院で、境内や建造物は重要文化財として保護されています。
そのため、除夜の鐘の参拝料や行事経費は、境内整備や文化財の保存・修復に充てられ、参拝者は単なる体験だけでなく、歴史と文化の維持に貢献することにもつながります。
知恩院での除夜の鐘は、単なる「年越しイベント」ではなく、京都の歴史・文化を肌で感じながら新年を迎える特別な体験です。
鐘の音が夜空に響き渡る瞬間は、参拝者の心に深く刻まれるでしょう。
2. 2025年の除夜の鐘 日程と時間
● 除夜の鐘の時間と参拝の流れ
2025年から2026年にかけて行われる知恩院・除夜の鐘は例年どおり 12月31日22時40分ごろから開始される予定です。
この時間帯になると境内の門が開き、事前に申し込みした参拝者が長い列を作り始めます。
鐘は108回打たれます。
これは仏教の教えに基づき、人間の煩悩の数とされるもの。鐘の音を聞きながら、心を清め、新しい年を迎える伝統的な儀式です。
また、現地に行けない方のために、 知恩院公式YouTubeチャンネルでのライブ配信 も行われます。
■ 配信時間:22時20分頃から24時35分頃まで
ライブ配信では、鐘が打たれる瞬間や境内の様子をリアルタイムで視聴でき、遠方からでも年越しの雰囲気を楽しむことができます。
● 試し撞き(リハーサル)と観覧
大みそかより少し前、知恩院では 試し撞き(リハーサル) が行われます。
京都観光案内の資料によれば、12月27日などに一般向けに試し撞きの時間が設けられており、その様子を参拝者が見学できるという情報があります。
この試し撞きは、本番さながらに鐘が打たれるため、雰囲気を先に体験したり記念写真を撮ったりするには絶好の機会です。
ただし、観覧には制限がある可能性もあるため、詳細は知恩院の公式発表をチェックしておくと良いでしょう。
3. 参加方法と事前抽選(2025年)
● 有料化および予約制への変更
知恩院除夜の鐘は 有料化され、完全な事前予約制 に移行しています。
これは混雑緩和と安全性の確保が目的とされています。
参拝料は 1人3,000円。小学生以下は無料です。
● 定員・回数制
定員は 2,000人。これは 500人 × 4回の入れ替え制 です。
各回の参拝時間は約 30分 を予定しており、鐘をつく様子をじっくり観覧できる構成になっています。
● 予約方法
・オンライン予約:12月1日午後2時から、知恩院の特設フォームで受付。
・現地窓口予約:12月8日から三門南側にある「友禅苑」で予約受付が開始される。
● 注意事項
・事前予約が必須のため、希望者は受付開始と同時にアクセスすることが重要。
・定員が限られているので、早めに予約を確保するのが望ましい。
・参拝料は文化財保護や境内整備に使われるという説明がなされており、単なる観光目的とは異なる意義も強調されている。
4. 混雑具合と来場のコツ
知恩院の除夜の鐘は、これまで “大みそかになると境内に長蛇の列ができる” という風物詩でもありました。
朝日新聞などによれば、22:40の鐘撞き開始前から多くの参拝者が門前に集まり、狭い大鐘楼周辺では誘導が難しく、参拝時間も限られていたとの報告があります。
2025年からは 事前予約制・有料化(3,000円/人、小学生以下無料) が導入されたことで、混雑緩和が主な目的とされています。
・定員は 2,000人、4部制(各回500人)。
・各回は約 30分間 の枠が設けられており、ゆったりと鐘撞きや参拝の様子を見られる設計です。
来場のコツをまとめると:
・予約は必須:特に12月1日の予約開始直後が狙い目です。
・各回入れ替え制なので、自分が予約した時間の少し前に到着するよう計画を立てると安心。
・防寒対策を忘れずに:夜遅く、冷え込みが厳しくなる可能性があります。
・公共交通機関の利用を推奨:大みそかの夜は交通も混みやすいため、バスや地下鉄を使ったアクセスが便利。
例えば知恩院は市バス「知恩院前」下車すぐ、地下鉄東西線の「東山駅」からも徒歩圏内。
5. 試し撞きの観覧について
知恩院では除夜の鐘本番に先立ち、12月27日 午後2時から「試し撞き(リハーサル)」 が行われます。
場所は大鐘楼。僧侶たちが本番さながらの掛け声で鐘を撞き、鐘の響きとその迫力を間近で感じることができます。
観覧は基本的に自由(または制限が非常に緩やか)とされており、多くの参拝者がこの試し撞きを目当てに来場します。
朝日新聞の過去報道でも、僧侶17人が練習のため複数回交代で試し撞きを行ったという記録があります。
写真撮影も比較的難しくなく、鐘を撞く迫力ある場面を記念に残すチャンス。
ただし、大きな衝撃音や振動があるため、事前に耳を保護する準備をしておくのもよいでしょう。
また、よみうりカルチャーなどでは 「試し撞き鑑賞+京名物グルメ+境内参拝」付きツアー も開催されており、これを利用するのも手です。
6. 周辺観光や年越し体験の提案
知恩院で除夜の鐘を体験した後、またはその前後に楽しめる 年越し/年始の京都観光プランをいくつかご紹介します。
■ 東山エリアの夜景散策
知恩院は東山エリアに位置するため、周辺にはライトアップされた寺社が多くあります。
年越しの夜、静かな境内散策やライトアップされた石畳を歩くのは格別です。
■ 祇園・白川界隈で食事
試し撞き見学などがあり、時間に余裕があるなら祇園や白川沿いで京料理を堪能。
その後、知恩院に戻って鐘の音を聞くプランも優雅です。
■ 年越し後の初詣スポット
除夜の鐘のあとは、近くの寺社や神社へ初詣に行くのもおすすめ。
京都には初詣で有名な神社が多数あり、静かな時間を過ごせるところもあります。
■ 寒さ対策と宿泊
大晦日の夜は非常に冷える可能性があるため、防寒対策は必須です。
また、年越しを京都で過ごす場合は、東山や祇園周辺の宿を事前に確保しておくと安心です。
7. まとめ
■ 2025年の知恩院・除夜の鐘は有料・事前予約制(2,000人・4部制)となり、安全性・快適性を重視した運営に。
■ 試し撞き(12月27日) は本番さながらの迫力を間近で見られる貴重な機会。
■ 混雑を避けたいなら、予約時間の少し前に到着する計画を。公共交通機関利用や防寒対策も重要。
■ 除夜の鐘だけでなく、東山エリアを中心に年越し・年始の観光を組み合わせると、より深い京都体験が可能。
8. 知恩院の除夜の鐘を撞く様子【体験談】
知恩院では、除夜の鐘の予行練習が行われます。
知恩院の除夜の鐘の試し撞きです。
本番の除夜の鐘は、大晦日の夜に撞かれます。
しかし、試し撞きは昼過ぎから開始です。
また、混雑具合も大晦日の夜よりかなり少な目となっています。
このような理由で、写真は撮りやすいです。

そういう訳で、試し撞きの日に、知恩院へと訪れました。
いつ訪れても、迫力がある三門です。
ちなみに、この日の京都は小雨がぱらつくお天気。
鐘を撞く時は止んで欲しいと願いながら、三門をくぐります。

三門をくぐって、男坂の階段を上がります。
まっすぐ歩いていくと、大鐘楼の看板が立っていました。

無事に、知恩院の鐘へと到着。
時間は、13時30分。
知恩院の除夜の鐘の試し撞きの開始が、14時頃。
30分前に到着して、2列目を確保しました。
場所は、鐘の正面右側です。
ここを選んだ理由は、前列の方の背が低かったからです。
橦木(鐘を撞く棒)には、既に綱が繋がれていました。
この親綱、子綱を17人の僧侶が持って、鐘が撞かれます。

待つ事、約30分。
僧侶達が、鐘を囲むように集まって合掌しています。
いよいよ、知恩院の除夜の鐘の試し撞きの始まりです。

こちらが、鐘が撞かれた瞬間です。
僧侶達が、子綱を持っていますね。
そして、私は気づきます。この場所からだと、近すぎて親綱を持っている撞き手が見えない事に。
試し撞き開始5分。早々と、場所取りした所を撤退。
後ろに下がり、全体が見える場所へと移動しました。

そして、撮影したのがこの1枚です。
親綱を持っている撞き手が見えると思います。
知恩院の除夜の鐘は、鐘を背にして撞きます。
この独特の鐘の撞き方が、人気の理由の1つです。

こちらが、撞かれた瞬間の写真です。良い感じに、綱が揺れています。
とても好きな瞬間だったのですが……。撞き手が、写っていません。
撞く瞬間は、撞き手の姿勢がとても低くなるので、この位置からだと一緒に撮るのが難しいです。

真横(北側)へ移動しました。ここからだと、子綱を持っている様子が、良く分かります。

さらに移動して、鐘の裏やや斜め後ろから撮影。見物人は、鐘周辺で3列から4列ほどです。
混雑しますが、写真を撮れないほどではありません。知恩院の鐘を撞く姿を撮るだけなら、試し撞きの日はおススメです。

最後に、真横(南側)へ移動。低い態勢の撞き手の姿を、撮る事が出来ました。
報道の方と若干重なりましたが、これは仕方がありません。あちらはお仕事なので、良い位置で撮影するのは当たり前です。
この1枚が撮影できたの、大満足。試し撞きは続いていましたが、この場所を後にしました。
時間を確認すると、14時15分です。今回の結果から、撞き手を撮影したいのなら、鐘の南側が良いと思います。
望遠レンズ(機能)を持っているのなら、東側の階段の上もおススメです。
免責事項
本記事は、公開されている 知恩院公式情報(令和7年除夜の鐘奉修のお知らせなど) や報道資料をもとに作成されていますが、最新情報や運営内容(時間・定員・料金・予約方法など)は変更される可能性があります。
実際の参拝や予約を行う際には、必ず 知恩院の公式ウェブサイト または 主催者発表 を確認してください。
この記事に基づいて行動した結果について、筆者および提供元は一切責任を負いかねます。