香川県高松市の夏の風物詩、「さぬき高松まつり」のフィナーレを飾る花火大会が今年も開催されます!
2025年(令和7年)8月13日(水)の夜、瀬戸内海の夜空を鮮やかに彩る大輪の花火は、忘れられない夏の思い出になること間違いなし。
しかし、毎年多くの人が訪れる人気イベントだけに、「人混みが苦手」「子ども連れだからゆったり見たい」「できればお金をかけずに楽しみたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなあなたのために、2025年開催の「さぬき高松まつり花火大会」を最大限に楽しむための情報を徹底解説します。
地元民も利用する無料の穴場スポットから、当日の混雑を上手に避けるための裏技、そして有料席の最新情報まで詳しくご紹介します。
これを読めば、人混みに悩まされることなく、あなただけの最高の観覧場所を見つけられるはずです。
さあ、一緒に高松の夏の夜を楽しみましょう!
さぬき高松まつり花火大会2025:無料で穴場スポットから混雑を回避する裏技
1. さぬき高松まつり花火大会2025の基本情報
(花火のイメージ写真)
まずは、さぬき高松まつり花火大会の基本情報をしっかりチェックしておきましょう。
■ 開催日時: 2025年8月13日(水)20:15〜20:45
荒天時は中止です。
■ 打ち上げ場所: 高松港玉藻防波堤
■ 有料席: あります。
■ 駐車場: 専用駐車場はありません。
■ アクセス:
会場周辺には専用駐車場がありません。周辺に有料の駐車場はありますが、駐車台数に限りがあります。
当日は公共交通機関(電車、バスなど)の利用が最もスムーズです。
JR高松駅、高松琴平電気鉄道高松築港駅から徒歩圏内なので、電車でのアクセスが特に便利です。
2. 無料で見られる!おすすめ穴場スポット5選
「花火は観たいけれど、人混みで身動きが取れないのはちょっと…」
そんな悩みを抱えるあなたのために、メイン会場のサンポート高松から少し離れた、知る人ぞ知る無料の穴場スポットを5つご紹介します。
● 1. サンポート高松北側・水城通り沿い
会場の熱気を肌で感じつつも、人混みの喧騒からは一歩引いて、ゆったりと花火を観覧したい方におすすめなのが、サンポート高松の北側に広がる水城通り沿いです。
ここから見上げる花火は、打ち上げ場所と程よい距離感があるため、視界いっぱいに広がる花火の全貌を堪能できます。
海面にきらめく光の粒と、夜空に咲く大輪の花火が織りなす絶景は、まさに息をのむ美しさ。
メイン会場のような熾烈な場所取り競争にはなりませんが、鑑賞しやすい海沿いの場所はすぐに埋まってしまうため、夕方早めの到着を心がけましょう。
また、周囲に飲食店は少ないため、飲食物は事前に準備していくことをお勧めします。
● 2. 香川県庁
「とにかく人混みを避けたい!」という方には、会場から少し離れた香川県庁周辺が穴場です。
高松市街の中心部にありながら、花火の打ち上げ場所とは距離があるため、驚くほど人出が少ないのが特徴。
高い建物に遮られることなく、花火が上がれば見渡すことができます。
しかし、場所によっては建物の影になる可能性もあるため、事前にGoogleマップのストリートビュー機能などで観覧場所の候補を確認しておくと安心です。
会場の賑わいとは一線を画した静かな環境で、大切な人と二人きりで花火を眺める…そんなロマンチックな時間を過ごしたい方にぴったりです。
● 3. 高松港内旅客船ターミナルビル付近
海風を感じながら花火を観たいなら、高松港内旅客船ターミナルビル付近がおすすめです。
打ち上げ場所からは少し距離がありますが、その分、海面に映る「逆さ花火」という幻想的な光景を楽しめるのが最大の魅力。
特に、光が水面に揺らめく様は、まるで宝石が散りばめられたかのような美しさです。
周辺にはトイレやベンチ、飲食店も比較的多く、利便性が高いのも嬉しいポイント。
ただし、当日は周辺道路が混雑するため、公共交通機関を利用して早めに到着することをおすすめします。
● 4. 高松中央公園
「レジャーシートを広げて、のんびり花火を観たい」という家族連れやグループには、高松中央公園が最適です。
会場から遠く、音の迫力は控えめになりますが、広々とした芝生に寝転がって、ゆったりと花火を観覧できます。
周りを気にせず、子どもたちを遊ばせながら楽しめるのが何よりの魅力。
昼間のうちに場所取りをして、ピクニック気分で過ごすのも良いでしょう。
ただし、暗くなると足元が見えにくくなるため、懐中電灯やスマホのライトを用意しておくと安心です。
● 5. 香川県立ミュージアム
歴史と文化に囲まれた特別な場所で花火を観るなら、香川県立ミュージアム周辺を検討してみてはいかがでしょうか。
会場から適度に離れており、メインの混雑エリアから外れているため、比較的落ち着いて花火を観ることができます。
周辺の景観も美しく、モダンな建物と夜空に咲く花火のコントラストは、写真映えも抜群。
ただし、夜間は照明が少なくなるため、足元に十分注意してください。また、場所取りをする際は、他の人の迷惑にならないよう、マナーを守って行動しましょう。
3. もう怖くない!花火大会当日の混雑を回避する裏技5選
せっかくの美しい花火も、行き帰りの大混雑で台無しになってしまっては残念ですよね。
ここでは、ちょっとした工夫で人混みのストレスを軽減し、最後まで気持ちよく花火を楽しむための裏技を5つご紹介します。
1. 行き帰りのピークタイムをずらす
「花火が終わったらすぐに帰りたい」と思うのは誰もが同じ。
だからこそ、花火大会の開始直前(19:00~20:00)と終了直後(20:45~21:30)は、会場も駅も最も混雑します。
この時間帯に人波に揉まれることを避けるのが最大の裏技です。
おすすめは、開始1時間以上前に到着してゆっくり場所を確保すること。
帰りは、花火が終わったからといってすぐに動き出さず、会場周辺のカフェやお店で少し休憩したり、余韻に浸ったりしてから帰路につくのが賢い選択です。
人波が落ち着いた頃を見計らって動けば、帰り道も快適ですよ。
2. メイン会場から逆方向へ移動する
花火大会が終わると、多くの人がJR高松駅や琴電高松築港駅へ向かいます。
そのため、駅周辺の道はまさに“人波”で埋め尽くされます。
この混雑を避けるためには、みんなとは逆の方向へ向かうのが有効です。
例えば、あえて高松駅とは違う方面、少し離れたバス停やタクシー乗り場を目指すことで、スムーズに帰宅できる可能性が高まります。
地図アプリを活用して、混雑していない裏道を探してみるのも良いでしょう。
3. 食事は事前に済ませておく
花火大会の楽しみの一つである屋台ですが、当日はどこも長蛇の列になりがちです。
食事を買うだけで貴重な時間を費やしてしまうのはもったいないですよね。
裏技は、あらかじめお弁当やおにぎり、飲み物を買ってから会場へ向かうことです。
特に、夏場は熱中症対策のためにも飲み物の確保は必須。
メイン会場から少し離れた穴場スポットなら、レジャーシートを広げてピクニック気分でゆっくり食事ができます。
手間を省いて、花火を待つ時間を有意義に使いましょう。
4. 公共交通機関の混雑を避ける
電車やバスは便利ですが、混雑する時間帯は乗車するだけで一苦労です。
そこで、別の移動手段を検討してみるのも一つの手です。
例えば、会場から少し離れた場所に停めてある「ことでんタクシー」を利用したり、あえて自転車で会場近くまで来て、駐輪場に停めておくという方法もあります。
自転車なら、終了後すぐに動き出すことができ、混雑した道をスイスイと抜けることができます。
もちろん、安全には十分配慮してください。
5. 現地の情報をリアルタイムでキャッチする
当日の混雑状況は、刻一刻と変化します。
交通規制の情報や会場の混み具合をリアルタイムで把握できると、行動の選択肢が格段に広がります。
裏技は、スマホを活用することです。SNS(X(旧Twitter)など)で「#さぬき高松まつり」「#高松花火」といったハッシュタグを検索すれば、現地の人が投稿した混雑状況や、スムーズに移動できたルートの情報が見つかるかもしれません。
また、交通情報アプリなども利用して、最新の情報をチェックしながら動くようにしましょう。
4. 確実に最高の席で!有料観覧席の情報まとめ
「人混みを絶対に避けたい」「最高のロケーションで花火を見たい」という方には、有料観覧席がおすすめです。
■ 観覧席の種類:
約2000席が設置されます。
▽ テーブル席:6名4万5000円、5名3万7500円、4名3万円
▽ 椅子席:1名5000円~8000円
▽ シート席:4名1万2000円
▽ プレミアム椅子席:1名1万円
▽ 階段エリア:1名7000円
▽ 車椅子席:2名7000円
■ メリット:
場所取りの心配がなく、専用のエリアでゆったりと花火を堪能できます。
また、トイレなども比較的スムーズに利用できるのが大きな利点です。
■ チケット購入方法:
チケットぴあサイトまたはセブン-イレブンの店頭で購入が可能です。
人気のため一部の席は既に完売している可能性もあります。購入を検討される方は、早めに公式サイトなどで最新情報を確認してください。
5. まとめ:最高の思い出を作るために
今年の夏も、高松の夜空を彩る「さぬき高松まつり花火大会」。
この記事を読んでくださったあなたが、人混みに悩まされることなく、心ゆくまで花火を楽しめることを心から願っています。
今回ご紹介した穴場スポットや混雑回避の裏技は、どれもちょっとした工夫で花火観覧を何倍も楽しくしてくれるものです。
もちろん、確実に快適さを手に入れたい方は、有料席という選択肢も賢い方法の一つ。
どの方法を選ぶにしても、大切なのは「どうすれば自分にとって一番良い夏の思い出になるか」を考えることです。
花火は、一瞬で消えてしまう儚い美しさだからこそ、観る場所や一緒にいる人、その時の感情が、一生の記憶に残ります。
ぜひ、この夏の終わりに、あなただけの特別な花火体験を見つけてください。
そして、夜空に咲く大輪の花火を見上げながら、今年の夏を最高の笑顔で締めくくってくださいね。
さあ、最高の夏の夜を、高松で。