紅葉が美しい季節、どこへ行こうか迷っていませんか?
この記事では、金沢の兼六園からほど近い場所にありながら、知る人ぞ知る紅葉の穴場スポット「西田家庭園 玉泉園」の魅力をご紹介します。
見頃や色づき状況、そして「人混みを避けたい!」という方のために、混雑回避のコツまで、2025年(令和7年)の最新情報を詳しく解説します。
この記事を読めば、玉泉園の美しい紅葉をゆっくりと堪能し、忘れられない秋の思い出を作ることができるでしょう。
西田家庭園 玉泉園の紅葉2025:見頃や色づき状況、混雑回避のコツ!
1. 西田家庭園 玉泉園ってどんなところ?知っておきたい基本情報

(紅葉のイメージ写真)
西田家庭園 玉泉園は、金沢の歴史と文化が凝縮された、知る人ぞ知る隠れた名庭です。
兼六園からほど近くにありながら、その静謐な佇まいと奥深い美しさで、訪れる人々を魅了し続けています。
● 加賀藩ゆかりの由緒ある武家庭園
玉泉園は、約400年前の江戸時代初期に作庭が始まったとされ、その歴史は日本三名園の一つである兼六園よりも約120年も古いと伝えられています。
加賀藩の家老であった西田家の庭園として、代々大切に守られてきました。
庭園の設計は、当時の武家文化と美意識を反映しており、力強さと繊細さが同居する独自の景観を創り出しています。
● 玉泉園の魅力:庭園の構成と見どころ
この庭園は、日本の伝統的な池泉回遊式庭園で、池を中心に園路を巡りながら様々な景色を楽しむことができます。
見どころは多岐にわたります。
■ 苔の美しさ:
玉泉園は「苔の庭」としても知られ、園内には数十種類の苔が自生しています。
特に雨上がりの苔は、まるで緑の絨毯のように瑞々しく輝き、紅葉の赤や黄色との美しいコントラストを生み出します。
■ 最古の茶室「灑雪亭」:
園内には、金沢で最も古い茶室とされる「灑雪亭(さいせつてい)」があります。
この茶室から眺める庭園は格別で、窓枠を額縁に見立てた絵画のような景色を楽しむことができます。
ここではお抹茶をいただくこともでき、歴史ある空間で静かなひとときを過ごせます。
■ 兼六園との繋がり:
玉泉園は、兼六園の霞ヶ池から直接水を引いており、庭園の滝や小川に利用されています。
この歴史的な水の流れは、二つの庭園が深い繋がりを持っていたことを物語っています。
玉泉園は、派手さはありませんが、訪れるほどにその奥深い魅力に気づかされる庭園です。
金沢の喧騒から離れ、静かに日本の伝統美に触れたい人にとって、まさに理想的な場所と言えるでしょう。
2. 玉泉園の紅葉見頃・色づき状況予想【2025年】
例年、玉泉園の紅葉は10月下旬から色づき始め、11月上旬から下旬にかけてが見頃を迎えます。
特に、カエデやドウダンツツジなどが色鮮やかに染まり、庭園の苔の緑と相まって美しいコントラストを見せてくれます。
しかし、今年は例年とは異なる気候状況が予想されています。
● 過去の紅葉の傾向と今年の気候
過去数年のデータを見ると、玉泉園の紅葉は概ね11月上旬に色づき始め、中旬にピークを迎えることが多かったようです。
しかし、近年は地球温暖化の影響で、全国的に紅葉の時期が少しずつ遅れる傾向にあります。
そして2025年。金沢を含む北陸地方は、夏から秋にかけて記録的な猛暑と残暑が続いています。
気象庁の発表によると、今年の7月の平均気温は観測史上最も高くなり、9月に入っても30度を超える真夏日が度々観測されました。
紅葉は、朝晩の冷え込みが葉の着色に不可欠なため、気温が高い状態が続くと色づきが遅れる傾向にあります。
● 2025年の紅葉見頃予想
猛暑と残暑が続いた今年の気候を考慮すると、2025年の玉泉園の紅葉は、例年よりもやや遅くなる可能性が高いと予想されます。
■ 色づき始め:11月上旬頃
■ 見頃のピーク:11月中旬~下旬
【紅葉の鮮やかさについて】
夏の猛暑は葉にストレスを与え、一部の葉が枯れてしまうこともありますが、一方で、十分な日照時間によって光合成が活発に行われると、紅葉の色素(アントシアニン)が豊富に作られ、より鮮やかな紅葉になることも期待できます。
このため、猛暑と残暑を乗り越えた玉泉園の紅葉は、例年とは一味違う、濃く美しい色合いを見せてくれるかもしれません。
最新の色づき状況は、玉泉園の公式サイトやSNSで随時更新される情報でチェックすることをおすすめします。
ライトアップは例年行われていませんが、隣接する兼六園と金沢城公園では秋のライトアップ「金沢城・兼六園四季物語~秋の段~」が開催されるので、日中は玉泉園、夜は兼六園と、両方楽しむプランも良いでしょう。
3. 穴場だからこそ知っておきたい!混雑を避けて紅葉を楽しむコツ
兼六園に比べると混雑が少ない玉泉園ですが、紅葉の見頃の時期は多くの人が訪れます。
人混みを避けてゆっくりと紅葉を鑑賞したい場合は、以下の時間帯を狙ってみましょう。
■ 開園直後の早朝:
開園時間の午前8時台は比較的空いていることが多いです。朝の澄んだ空気の中で、静かに庭園を散策することができます。
■ 平日の午前中:
土日や祝日は混雑が予想されるため、可能であれば平日を狙うのがベストです。午前中の早い時間帯がよりおすすめです。
4. 玉泉園の紅葉を120%楽しむおすすめの回り方
玉泉園は、座敷に座って庭園を眺めるだけでなく、回遊式の庭園なので、池の周りを歩きながら様々な角度から紅葉を楽しむのがおすすめです。
■ 1. まず、座敷から庭園全体を眺めて、全体の景色を把握しましょう。
■ 2. 次に、池の周りをゆっくりと散策。苔と紅葉のコントラスト、水面に映る紅葉など、見る場所によって表情が変わる庭園の魅力を発見できます。
■ 3. 園内にある最古の茶室「灑雪亭」では、茶道体験も可能です。美しい庭園を眺めながら、一服のお茶で心癒される時間を過ごすのも良いでしょう。
5. アクセス方法と周辺のおすすめスポット
● アクセス
■ バス:JR金沢駅から「城下まち金沢周遊バス」または路線バスに乗り、「兼六園下・金沢城」バス停で下車後、徒歩約2分です。
■ 車:金沢駅から車で約15分。駐車場は玉泉園には数台分しかないので、近くの石川県兼六駐車場などの有料駐車場を利用するのが便利です。
● 周辺のおすすめスポット
玉泉園は金沢の主要な観光スポットのすぐ近くに位置しています。
玉泉園と合わせて巡ることで、より充実した一日を過ごすことができます。
■ 兼六園:言わずと知れた日本三名園の一つ。玉泉園から徒歩圏内なので、両方の庭園を巡るのがおすすめです。
■ 金沢城公園:兼六園に隣接する金沢城跡の公園。歴史的な建造物と広大な敷地を散策できます。
■ 加賀友禅会館:玉泉園からすぐ近く。加賀友禅の魅力を知ることができ、染め体験なども楽しめます。
6. まとめ:玉泉園で金沢の奥深い秋を満喫しよう
金沢には多くの観光名所がありますが、その中でも西田家庭園 玉泉園は、訪れる人に特別な感動を与えてくれる場所です。
兼六園の広大さとは一味違う、静かで奥深い庭園の魅力。それは、約400年もの間、大切に守られてきた歴史と、苔の緑、そして鮮やかな紅葉が織りなす「生きた芸術」と言えるでしょう。
今年は記録的な猛暑が続きましたが、その分、紅葉の色がより一層鮮やかに、美しくなることが期待されています。
人混みを避けて、歴史ある庭園でゆっくりと紅葉を眺めるひとときは、きっと忘れられない思い出になるはずです。
金沢の旅の締めくくりとして、あるいは新しい旅の始まりとして、玉泉園を訪れてみませんか?ここでしか味わえない、本物の日本の秋があなたを待っています。