東寺を訪れた時に、贔屓を見ました。
贔屓と書いて、読み方は「ひいき」です。
その時の写真は、「東寺の贔屓と万病ぬぐいの布」に掲載しています。
ところで、贔屓って何だと思いますか?
◆贔屓についての簡単な説明◆
贔屓とは、中国で生まれた想像上の動物です。
姿は、亀に似ています。
甲羅に重いものを背負っているのが、特徴です。
水遠不滅と言われる石塔を背負っています。
この水遠不滅は、古くは石柱・石碑、お墓の土台に用いられています。
万病平癒のご利益があるそうです。
-終-
東寺は、京都市南区にあります。
五重塔がシンボルのお寺です。
今回は、そんな東寺の贔屓を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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東寺の贔屓の概要
東寺の贔屓と万病ぬぐいの布
東寺は、京都駅から徒歩で行く事が出来ます。
アクセスしやすいので、訪れる事が機会が多いお寺です。
特に、春の桜と秋の秋の紅葉。
この時期は、毎年訪れています。
東寺の贔屓を見たのは、紅葉を見に行った時です。
境内の北西に、贔屓は鎮座してます。
御影堂(大師堂)や毘沙門堂がある場所です。
こちらが、東寺の贔屓となります。
初めて見た時は、亀だと思いました。
東寺の贔屓は、尊勝陀羅尼碑を背中(甲羅)に乗せています。
「尊勝陀羅尼」は、厄災を除く呪文です。
碑の北面に放射状に刻まれている梵字。
その梵字が、「尊勝陀羅尼」です。
顔だけ見ると、バイきんぐの小峠に似ているような……。
気のせいでしょうか。
贔屓の後ろには、布納めの棒が置かれています。
この棒は、万病ぬぐいの布を結んで納める棒です。
東寺の贔屓を布で擦り、その布で自身の患部を擦ると、患部平癒のご利益が授かりると言われています。
この時使用する布が、万病ぬぐいの布です。
患部が治った場合、布納めの棒に結んで納めます。
気になる方は、東寺を訪れた時、贔屓を布で擦ってみてください。
万病ぬぐいの布は、御影堂にて頂く事が出来ますよ。
東寺の駐車場
東寺には、駐車場があります。
自家用車は、2時間600円です。
ただし、毎月21日の弘法市の日は利用できません。
ご注意ください。
東寺へのアクセス
東寺の行き方。
JR京都駅から徒歩15分。
近鉄京都駅から乗車。
1駅目の東寺駅で下車して、徒歩10分。
詳しい東寺へのアクセス方法は、こちらに掲載しています。
★東寺へのアクセス。
(周辺地図)