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東福寺の紅葉2020、見頃や現在の状況。

東福寺は、京都市東山区にあります。
東福寺の紅葉は美しく、秋の京都の定番の名所です。

秋の京都の大人気のスポットだけあって、東福寺の紅葉が見頃の時期には、多くの人が幻想的な光景を堪能しようと参拝に訪れて、境内は大変賑わいます。

境内の混雑ぶりは、人を見に来たのか、あるいは東福寺の紅葉を観賞しに来たのか、分からない程です。

東福寺の紅葉が見ごろの時期の渓谷・洗玉澗は、真紅のカエデに覆われます。
紅色や黄色に染まる光景は圧巻の一言。

混雑を覚悟してでも、カエデが色づく見ごろの時期に行って欲しいお寺です。
私の中の京都の紅葉ベスト3に、東福寺はランクインしています。

境内は、無料で拝観が可能です。
ただし、一部有料の場所もあります。

通天橋・開山堂の拝観料は、400円。
国指定名勝・東福寺本坊庭園も、400円が必要です。

毎年いつまで観賞出来るか気になる東福寺の紅葉。
各所から情報を集めて、随時カエデの色づきや散り具合の情報を更新予定です。

東福寺の紅葉の時期は、先ほど書いた通り境内は大混雑します。
それでも、訪れてる価値はある場所ですよ。

それでは、オススメの撮影時間や見ごろや現在の状況の情報などを含め、私の撮影した写真を使いつつ、東福寺の紅葉を紹介したいと思います。

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東福寺の紅葉の見ごろの時期

東福寺の紅葉

東福寺は、京都の紅葉の中でも屈指の名所の1つです。
渓谷・洗玉澗を中心に、植えられているカエデは約2,000本。

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そのカエデが、秋には美しく色づき、その景色を一目見ようと訪れる人を、優美で艶やかな世界へと誘ってくれます。

ちなみに、桜の木は1本もありません。
東福寺の画僧・吉山明兆が、室町幕府第4代将軍足利義持に、絵の褒美として修行の妨げになる桜の木の排除を頼んだとか。

ちょっと残念な気もしますが、その潔さで現在では紅葉の名所となっている訳ですから、ある意味良かったのかもしれません。

秋の東福寺で忘れてはいけないのが、通天モミジ。
開山・円爾(えんに)が宋(現在の中国)から持ち帰ったと伝わっています。

黄金色に染まり、葉先が3つに分かれている通天モミジ。
東福寺の秋の名物でもあるので、ぜひ観賞して帰りましょう。

観賞場所とオススメの撮影時間

東福寺の紅葉の撮影&観賞場所は、大きく分けて2つ存在します。

臥雲橋・通天橋・偃月橋
まずは1つ目は、東福寺三名橋からの撮影です。
東福寺三名橋とは、臥雲橋、通天橋、偃月橋。
読み方は、左から「がうんきょう」「つうてんきょう」「えんげつきょう」です。

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最も美しく紅葉が観賞出来ると言われているのが、通天橋。
ここから見る洗玉澗の光景は、絶景です。

石川五右衛門ではありませんが、絶景かなと叫びたくなる程。
あちらは、桜を見ての感想ですが……。

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臥雲橋からも、このような感じで紅葉を見る事が出来ます。
奥の建物が通天橋です。

通天橋が拝観受付の入り口となっているため有料。
それに対して、臥雲橋からは無料で鑑賞する事が可能です。

ただ混雑の中、この臥雲橋まで来て、拝観料を惜しんで引き返す人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

もしそんな人がいるとしたら、毎日東福寺の紅葉の開花状況を確かめに来る人ぐらいのような……。

※平成28年(2016)11月12日から30日の間、警備上の問題で、撮影が禁止となりました。上記の写真は、平成28年以前に撮影したものです。

渓谷・洗玉澗
次は、渓谷・洗玉澗からの撮影です。
こちらは、近くで美しい紅葉を観賞出来るのが特徴。

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目の高さで紅葉したカエデが咲いているので、大迫力です。
橋の上から見下ろすのと、また違った良さがあります。

私が訪れたのは、平日の昼間です。
確かに大混雑はしましたが、観賞や撮影は出来ました。

ただ、人を全く入れずに撮影をするのは難しいです。
人を写さずに撮影したいと思う方もいるはず。

そこで、ほぼ毎年訪れて東福寺の紅葉を撮影されてる方に、オススメの撮影時間帯を教えてもらいました。

それは、早朝……ではなく、拝観終了ギリギリです。

東福寺は、めちゃくちゃアクセスしやすい場所に存在しています。
JR京都駅から電車で1駅、京阪東福寺駅からも徒歩数分で到着。

そのため、早朝に訪れるのはそんなに条件が厳しくないんですよね。
私の場合、京都の紅葉の名所の中で、もっとも楽にアクセス出来る場所です。

1番最初に並んだとしても、次から次へと観光客が押し寄せて、朝から並んだ甲斐がほとんど無いという結果になりかねません。

一方拝観終了間際ですが、一番最後に出るぐらいの覚悟で臨めば、人を写り込むことなく撮影が出来るそうです。

私は性格上、終了間際まで粘るのは無理。
ホタルの光が流れるとすぐに帰りたくなる人間なので、諦めます。

東福寺で紅葉狩り

東福寺で、紅葉が見頃という情報を入手。
少し悩んだのですが、見に行く事にしました。

悩んだ理由は、通天橋・臥雲橋からの撮影が禁止になったから。
あの橋からの光景が撮影出来ないのは、かなり残念です。

来年も撮影禁止を継続するのか。
それとも撮影解禁になるのか。

どちらなのでしょうか?
気になる所ではあります。

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京阪電車で行く場合、東福寺駅で降りるより、鳥羽街道駅で降りた方が、東福寺にアクセスしやすいです。

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南門をくぐって、勅使門から入りました。

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三門周辺の紅葉です。
ここの色づき具合は、6割程度でした。

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三門の東側。
一部見頃といった感じです。

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浴室の木は、綺麗に色づいていました。
ただ、「食事等は、ご遠慮下さい」の看板が目立ちます。

多分ですが、ここでお弁当とか食べた人がいたんでしょうね。

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禅堂周辺の紅葉です。
一部見頃になっている木があります。

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この後、偃月橋へ向かいました。
東福寺三橋の中で、唯一橋の上から撮影が可能な橋です。

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日が当たらない場所なので、緑の葉も多かったです。

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それでも、人はあまりいなかったで、ゆったりと撮影出来ました。
混雑する秋の東福寺の中にあって、混雑しらずの場所です。

この後、偃月橋を渡った先にある即宗院の月輪殿跡の庭園(※)。
そして、国宝・龍吟庵を観賞。

(※即宗院の月輪殿跡の写真は、こちらを参照して下さい。
即宗院の紅葉。月輪殿跡の庭園で見頃。

その後、東福寺を後にしました。
やはり通天橋・臥雲橋から撮影出来ないのが、かなり残念です。

来年は、本当にどうなるのでしょうか?
個人的には、何とかして撮影を解禁して欲しい所です。

とりあえずは、撮影禁止日の前に、1度訪れようと思っています。

東福寺の紅葉の見頃の時期と状況

今年の東福寺の紅葉の見頃や色づき具合の情報です。

令和2年(2020)
令和2年(2020)11月2日:徐々に色づき始めています。
令和2年(2020)11月13日:色づいています。

青葉の頃の東福寺。
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過去の東福寺の紅葉の見ごろ情報

過去の見頃を知る事により、今年の見ごろの予想に役立てて下さい。

平成26年(2014)
平成26年(2014)11月6日:色づき始め。見頃とはほど遠い状態。
平成26年(2014)11月10日:徐々に赤く染まり出しました。まだ、緑の部分が多いです。
平成26年(2014)11月17日:かなり赤いです。混雑を考えると見頃かも。
平成26年(2014)11月20日:5分染まりぐらいです。
平成26年(2014)11月25日:境内が真っ赤に染まっています。見頃です。
平成26年(2014)12月1日:徐々に散り始めました。しかし、まだ見れます。
平成26年(2014)12月8日:東福寺の紅葉も終了。

平成27年(2015)
平成27年(2015)11月4日:ほんのりと色づき始め。見頃はまだ。
平成27年(2015)11月10日:色づき進行中。まだ青葉が多いです。
平成27年(2015)11月15日:見ごろまであと二歩ぐらい。
平成27年(2015)11月21日:ほぼ見頃です。
平成27年(2015)11月27日:見頃継続中です。

平成28年(2016)
平成28年(2016)10月27日:全体的に青葉。
平成28年(2016)11月2日:そこそこ染まってきています。
平成28年(2016)11月9日:境内全体、見頃手前。混雑前なのでオススメ。
平成28年(2016)11月12日:通天橋・臥雲橋、ほぼ見頃。
平成28年(2016)11月15日:境内全体、見応えあり。
平成28年(2016)11月17日:境内全体、見頃です。
平成28年(2016)11月19日:境内全体、見頃継続中。
平成28年(2016)11月26日:散り始めています。

平成29年(2017)
平成29年(2017)11月5日:順調に色づいています。
平成29年(2017)11月12日:さらに紅葉が進んでいます。
平成29年(2017)11月18日:色づき進行中。
平成29年(2017)11月25日:見頃です。

平成30年(2018)
平成30年(2018)11月1日:ほぼ青葉。
平成30年(2018)11月11日:順調に色づいています。
平成30年(2018)11月17日:赤い木が多くなっています。
平成30年(2018)11月26日:見頃継続中。

令和元年(2019)
令和元年(2019)11月10日:順調に色づいています。
令和元年(2019)11月16日:さらに色づいています。
令和元年(2019)11月22日:ほぼ見頃です。

真っ赤に色づいてから散り始めるまでが、約1週間。
1週間もあれば、どこかの日は狙えるのではないでしょうか。

混雑が苦手な方は、5分~6分の染まり具合の時が、オススメです。
混雑が緩めなので、ピーク時よりは落ち着いて観賞出来ますよ。

ライトアップ情報

東福寺では、ライトアップはされないみたいです。
ただし、過去に塔頭でのライトアップは開催されました。

東福寺塔頭・勝林寺と東福寺塔頭・天得院です。

今年はライトアップがされるか分かりませんが、情報が入り次第更新します。

東福寺の駐車場

東福寺には、駐車場が完備しています。
しかし、残念ながら紅葉の混雑時期には閉鎖。
閉鎖期間は、10月下旬から12月上旬まで。

車で東福寺に行こうと思っている方は、周辺の有料駐車場を利用して下さい。
ただ、この時期の京都は本当に混雑しますので、公共交通機関がオススメ。

特に東福寺は、公共交通機関でのアクセスしやすいので、車で行くよりも楽かもしれませんよ。

東福寺へのアクセス

京都駅からJR奈良線に乗車、1駅目の東福寺駅で下車。
歩いて約10分。

京阪東福寺駅からも同じく徒歩約10分で到着。

市バスを利用する場合、202・207・208系統に乗車。
東福寺バス停留所で下車。

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(周辺地図)

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