鍾馗さんを、京都の町で撮影してきました。
様々なタイプあり、撮影していて楽しかったです。
その時の写真は、「京都の町の鍾馗さん」に掲載しています。
良かったら、見ていって下さい。
◆鍾馗さんの簡単な説明◆
主に屋根の上に置かれている魔除けの瓦人形です。
中国の道教がルーツとなっています。
鍾馗と書いて、読み方は「しょうき」です。
京都では、江戸時代中期頃に置かれるようになりました。
次のような話が伝わっています。
お金持ちが家を建てた時に、屋根に鬼瓦に設置しました。
すると、向かいの家の娘が、原因不明の病に倒れます。
陰陽師に原因を調べてもらうと、向かいの鬼瓦によって跳ね返された厄災が、娘に降りかかっているとの事でした。
それに対抗するために、中国の魔除けである鍾馗を屋根に設置。
事なきを得たそうです。
-終-
現在でもこの風習は残っています。
京都の古い家の上には、鍾馗さんが置かれています。
もちろん、全ての家ではありませんが……。
ただ祇園にあるお店には、高確率で存在してます。
そんな鍾馗さんを、京都の町をぷらぷらしながら撮影しました。
今回は、京都の町の鍾馗さんを紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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鍾馗さんの概要
京都の町の鍾馗さん
鍾馗さんの存在を知ったのは、図書館に行った時です。
ある雑誌が、鍾馗さんの事を紹介していました。
京都の古い家の屋根に、そのような瓦人形が置いてあるのかと、興味を持ったのを覚えています。
それから、京都の町を歩く時に、屋根に注目するようになりました。
確かに、家の屋根に鍾馗さんがいました。
鍾馗さんは、家を厄災から守る魔除けの瓦人形です。
ガッシリした体形のものや細身のもの。
普通の瓦タイプや黄金タイプまで、様々あります。
そんな鍾馗さんを、撮影しました。
場所は、祇園界隈や三年坂周辺です。
それでは、撮影した鍾馗さんを紹介していきます。
初撮影した鍾馗さん。
右手に剣を持っています。
表情も険しく、クワッ目を見開いて睨んでいます。
若干ふっくら目の体形をしている鍾馗さんです。
表情も、それほど怖くありません。
むすっとしている程度です。
こちらは、斜め上を見ています。
正面を見ている物が多いので、レア感がありました。
腰を屈めて、見下ろしています。
戦闘態勢で、「厄災よいつでもかかってこい」という感じです。
小さめな鍾馗さん。
小さいので、右手の剣がしゃくに見えます。
こちらも小さ目。
ただ、眼光は鋭いです。
ふんぞり返っている感がする鍾馗さん。
ぷっくりとしたお腹が、なかなか可愛らしいです。
赤銅色の鍾馗さんを発見しました。
Sレア感があります。
色違いを発見した時は、ちょっと嬉しかったです。
ただ、残念ながら黄金タイプは見つける事が出来ませんでした。
黄金タイプは、京都の町を歩く時に、また探してみます。
以上、京都の町にいる鍾馗さんでした。
皆さんも、京都の町中を歩く時は、古い家の屋根に注目してみて下さい。
鍾馗さんを、見る事が出来ますよ。