神泉苑は、京都市中京区にある山寺です。
神泉苑大念仏狂言が行われます。
神泉苑大念仏狂言は、壬生狂言の流れを汲む狂言です。
念仏の妙理や世の道理を伝えるため、始められました。
無言劇で、出演者は武者や鬼面などの面を付け演じます。
無言劇と言っても、全く音が無い訳ではありません。
鐘や太鼓、笛の囃子に合わせて、出演者は演じます。
演目数は30番あり、狂言堂にて上演です。
上演演目は、土蜘蛛・熊坂・橋弁慶。
羅生門・本能寺・炮烙割などです。
今回は、神泉苑大念仏狂言を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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神泉苑狂言の見所
神泉苑大念仏狂言の概要
神泉苑大念仏狂言は、秋に行われる行事です。
今年の開催期間は、平成29年(2017)11月4日から6日まで。
上演は、昼と夜の部に分かれます。
(神泉苑大念仏狂言のポスターより)
上演時間は、以下の通りです。
11月4日。
18時30分から21時30分(夜の部のみ)。
11月5日。
13時から17時30分(昼の部)、18時30分から21時30分(夜の部)。
11月6日。
13時から17時30分(昼の部)、18時30分から21時30分(夜の部)。
料金は、志納制となっています。
志納とは、貴方の志の金額を納めるという意味です。
目安としては、壬生狂言の観賞料を掲載しておきます。
大人800円、中高生600円、小学生400円です。
雨の場合も決行されます。
順延でも延期でもありません。
鐘や太鼓、笛の囃子が鳴り響き中、無言で行われる神泉苑狂言。
この時期オススメの行事です。
またこの時期は、京都市内も少しづつ紅葉しています。
見頃前なので、人もまだ少なく散策しやすいです。
ある意味、オススメの時期かもしれません。
神泉苑狂言の期間中に、京都を訪れる予定の方。
ぜひ、神泉苑まで足を運んでみませんか?
そして、ほのかに赤く彩り始めた京都を、楽しんで下さいね。
神泉苑龍王市
神泉苑大念仏狂言が行われる日、神泉苑龍王市が開催されます。
開催時間は、以下の通りです。
5月2日:10時~22時。
5月3日:09時~22時。
5月4日:09時~22時。
神泉苑の境内に、お店が並びます。
お店の数は、約20ブースです。
手作りの陶器やアクセサリー、衣服や骨董品など。
様々な品が販売されます。
神泉苑の駐車場
神泉苑には、駐車場がありません。
公共交通機関を利用して下さい。
神泉苑へのアクセス
神泉苑への行き方です。
JR京都駅から市バス15の乗車、神泉苑前で下車すぐ。
JR二条駅より徒歩10分。
地下鉄二条駅前から徒歩2分。
詳しいアクセス方法は、こちらです。
☆神泉苑へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
神泉苑の祭事・行事
・神泉苑の節分祭。しょうが湯や大根焚きの接待あり。
・神泉苑の観月会。雨天決行。
神泉苑の四季
・神泉苑の桜。見頃や開花状況。ライトアップあり。