下御霊神社は、京都市中京区にあります。
怨霊となった者達を、御霊として祀る事によりお慰めしている神社です。
崇道天皇(早良親王)、橘大夫(橘逸勢)、吉備聖霊(吉備真備)などが祀られています。
ただし、吉備真備の場合は、恨みも持ってあの世に旅だった人ではありません。
そのため、下御霊神社では六座の御霊の和魂(※)と解釈しているそうです。
(※平和、調和などを司り、徳を備えている神霊の事)
そんな下御霊神社に、梅が植えられいるのをご存知ですか?
下御霊神社の紅梅は、3月中旬が見ごろ
下御霊神社の梅の写真
京都御所方面に用事があったので、寺町通を北へと歩いていました。
寺町通の東側には、下御霊神社が存在します。
特に用事はなったので、通り過ぎようと思った私の目に、次の様な文字が飛び込んできました。
「紅梅 三月上旬~中旬 見ごろです」
この日は、2015年3月6日。
三月上旬です。
下御霊神社の紅梅も、見ごろに違いない。
そう思って、境内に入っていきました。
境内に入って、見頃の紅梅を探したのですが見つからず。
どこにあるんだろうと、本堂の横に目をやると、赤い粒々した蕾を宿している木を発見。
門の前に貼られていた「紅梅~みごろです」の紙と、同じ文章の紙がすぐ近くに貼られています。
これに間違いありません。
残念ながら、全然見ごろではなかったです。
全く梅が咲いていない訳ではなく、ポツンとは咲いています。
蕾の多さを見ていると、咲き誇っていれば、さぞかし美しい姿になるんだろうなと思いました。
残念ですが、こればかりは運。
下御霊神社に紅梅があると分かっただけでも、良かったです。
その他にも梅の木がないかなと探してみたら、ありました。
天満宮前に植えられている白梅です。
こちらは、それなりに見ごろでした。
この梅を撮影出来ただけでも、満足です。
下御霊神社の梅を撮影した感想
3月6日時点で、下御霊神社の紅梅は、ほとんどが蕾。
撮影するには、撮り応えはないもしれません。
3月中旬頃に参拝すれば、美しい紅梅が観賞出来るかもしれません。
一方、天満宮前の白梅は、そこそこ撮影可能です。
下御霊神社へのアクセス
京都駅から地下鉄に乗車、烏丸線で丸太町駅下車 東へ徒歩7分。
京都駅から市バス4、17、205番に乗車、河原町丸太町下車して徒歩1分。