晴明神社を、訪れた時の事です。
「千利休居士聚楽屋敷趾」の石碑を発見しました。
「千利休居士聚楽屋敷趾」とは、千利休屋敷跡の事です。
◆千利休についての簡単な説明◆
千利休は、安土桃山時代の茶人です。
わび茶の完成に、努めました。
茶聖とも呼ばれ、茶湯の天下三宗匠(※)の1人です。
(※今井宗久・津田宗及)
織田信長や豊臣秀吉の茶頭として仕えましたが、秀吉との関係に亀裂が入り、切腹へと追い込まれました。
-終-
今回は、そんな千利休屋敷跡の石碑を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
【スポンサーリンク】
千利休屋敷跡の石碑の概要
千利休屋敷跡の石碑
晴明神社の二の鳥居の近くに、ある石碑が立っています。
千利休屋敷跡の石碑です。
こちらが千利休屋敷跡の石碑となります。
かつて晴明神社の境内に、利休の屋敷があったそうです。
この石碑は、利休の遺徳をたたえ奉納されました。
奉納したのは、茶道・武者小路千家家元です。
「千利休居士聚楽屋敷趾」と、石碑には刻まれています。
「千利休居士聚楽屋敷趾」の文字は、千宗守家元によるものです。
千利休屋敷跡の石碑は、大阪府堺市にもあります。
こちらは、千利休が生まれた屋敷跡の石碑です。
千利休は堺の町衆魚屋「ととや」の長男として生まれました。
その後、北向道陳に茶湯を学び、武野紹鴎を師事します。
そして、織田信長や豊臣秀吉の茶頭として仕えました。
現在でも茶聖として尊敬を集めている人物です。
そんな千利休は、晴明神社の「晴明井」の水を利用したそうです。
この水は、病気平癒にご利益があると伝わっています。
誰でも飲む事が可能なので、晴明神社を訪れた時は、ぜひ持ち帰ってみて下さい。
一応、熱湯消毒をして飲むのがおススメです。
晴明神社の駐車場
晴明神社には、有料駐車場があります。
20分100円です。
晴明神社へのアクセス
晴明神社への行き方です。
京都駅から市バス9番に乗車。
一条戻橋・晴明神社前の停留所で下車して、徒歩約2分。
または、地下鉄今出川駅より徒歩約12分です。
(周辺地図)
晴明神社の祭事・行事
・晴明神社の晴明祭。露店も出店。
晴明神社の四季
・晴明神社の桔梗、見ごろや開花状況。
晴明神社の関連情報
・晴明神社の御朱印と御朱印帳。