千本釈迦堂は、京都市上京区にあるお寺です。
正式名称は、大報恩寺。
春になると境内に、桜が咲きほります。
千本釈迦堂(大報恩寺)の阿亀桜は、京都の中でも有名な桜です。
ちなみに、なぜ千本釈迦堂と呼ばれるのか?
諸説がありますが、近くに千本通があるためと言われています。
私の中では、阿亀(おかめ)のお寺です。
おかめとは、千本釈迦堂の本堂を建てた棟梁・飛騨匠守高次の嫁。
妻の鏡のように語られている人物です。
高次が、本堂の柱を間違って短く切り過ぎた時、的確な助言で窮地を救います。
しかし、女の助言で無事に本堂が完成したとあっては、夫の名誉に傷が付くと思い、自ら命を絶ちました。
おかめの助言もあり、本堂は無事に完成。
上棟式が執り行われる事になりました。
その上棟式で高次は、おかめに福の面を扇御幣に付けて飾ったそうです。
ツッコミ所は多々ありますが、そこは触れずにおきましょう。
とりあえず、そういう訳で千本釈迦堂はおかめ押しのお寺です。
そんな千本釈迦堂の阿亀桜の紹介です。
見頃や開花情報、見所などを掲載しています。
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千本釈迦堂の阿亀桜。見所や開花情報
千本釈迦堂の阿亀桜
千本釈迦堂は、先ほども書いた通りおかめ押し。
もちろん、境内の咲く桜も例外ではありません。
本堂前に植えられているしだれ桜。
その名は、阿亀桜です。
おかめ像の正面で咲き誇るため、まるでおかめさんがこの桜を、見守っているよう。
阿亀桜の周りには、一切他の桜が植えられていないため、儚げな雰囲気を漂わせています。
儚げな桜とおかめ物語とを結び付けてしまい、しんみりとした気持ちになるのは、私だけでしょうか。
境内には、他にも八重桜などが咲いています。
せっかくなので阿亀桜だけでなく、これ等も観賞しておきましょう。
千本釈迦堂の桜の見頃と開花情報
今年の千本釈迦堂の桜の見頃と開花情報です。
令和3年(2021)の開花情報
令和3年(2021):ー。
過去の千本釈迦堂の桜の開花状況
過去の千本釈迦堂の桜の開花状況です。
平成29年(2017)の開花情報
平成29年(2017)4月2日:阿亀桜、見ごろ近し。
平成29年(2017)4月6日:阿亀桜、見頃です。
平成29年(2017)4月10日:阿亀桜、見頃継続中。
平成29年(2017)4月17日:阿亀桜、散ってます。普賢象桜、満開。
平成30年(2018)の開花情報
平成30年(2018)4月1日:見ごろです。
2019年の開花情報
2019年3月25日:咲き始めています。
2019年3月31日:ほぼ見頃です。
2019年4月5日:満開。
令和2年(2020)の開花情報
令和2年(2020)3月18日:咲き始め。
令和2年(2020)3月24日:見頃まであと少し。
令和2年(2020)3月28日:満開。
千本釈迦堂(大報恩寺)までのアクセス
京都駅から市バス50に乗車、上七軒で下車します。
七本松通を北へ徒歩5~8分ほどです。
(周辺地図)
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