大覚寺は、京都市右京区にあります。
皇室ゆかりの寺院です。
そんな大覚寺では、様々な行事が行われます。
大覚寺の嵯峨菊展も、その内に1つです。
嵯峨菊は、約160年の歴史がある観賞菊。
日本三大名菊の1つに数えられます。
嵯峨菊の見頃は、涼しくなった秋。
ちょうどこの頃、全国各地で菊花展が開催されます。
嵯峨菊展は、秋の風物詩という訳です。
伽藍と嵯峨菊がコラボした風景は、見応えがありますよ。
今回は、大覚寺の嵯峨菊展を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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大覚寺の嵯峨菊展の見所
大覚寺の嵯峨菊展の概要
大覚寺の嵯峨菊展は、京都の秋の風物詩となっています。
今年の開催期間は、平成30年(2018)11月1日~11月30日。
時間は、9時から17時まで。
拝観料金は、大人800円・小中高生600円(名宝展入館料を含む)。
嵯峨菊のルーツは、大沢池に自生していた野菊。
それを江戸時代に、品種改良して作れらたのが嵯峨菊です。
大覚寺では、王朝風の七五三作りで仕立てます。
花は、先端が三輪・中程に五輪・下手に七輪です。
葉は、下部を黄色・中程を緑色・上を淡緑。
そのようにして、春夏秋冬を表しています。
色は、御所の雪(白)・御所の秋(黄)・御所の綿(朱)など。
単色が多いのが特徴です。
それを、一鉢に三本。
高さは、殿上から観賞するのに良い長さの約2mで展示。
1ヵ月の間、楽しむ事が可能です。
京都を楽しみたい方に、オススメの行事となっています。
また、この期間中は、特別名宝展も開催。
「源氏の護り刀」と伝えられる名刀・薄緑(膝丸)も展示。
他、普段は非公開の宝物も見る事が出来ます。
大覚寺の名宝の数々を満喫するチャンスですよ。
大覚寺の駐車場
大覚寺には、駐車場が存在しています。
普通車約50台を止める事が可能です。
大覚寺の駐車場は、有料駐車場。
普通車2時間500円となっています。
大覚寺へのアクセス
大覚寺への行き方です。
JR京都駅から電車に乗車。
嵯峨嵐山駅で下車して、徒歩約17分。
あるいは、京都駅から市バス28番に乗車。
大覚寺のバス停で下車、すぐ。
(周辺地図)
大覚寺の関連情報
・大覚寺大沢池の桜。見ごろや開花情報。
・大覚寺の観月の夕べ。雨天決行。お茶席あり。
・大覚寺の紅葉、見ごろや現在の状況。大沢池がライトアップ。