霊源院で、枯れ山水庭園「甘露庭」が公開されています。
期間限定の特別公開です。
◆霊源院についての簡単な説明◆
霊源院は、建仁寺の塔頭になります。
甘茶の寺とも呼ばれるお寺です。
初夏には、甘茶が咲き境内を彩ります
この事から、甘茶の寺と呼ばれるようになりました。
霊源院は、通常は非公開のお寺です。
しかし、初夏の甘茶の時期だけ、「甘露庭」が公開されます。
創建は、室町時代です。
龍山徳見和尚を勧請開山として建てられました。
創建当初は、霊泉院と呼ばれます。
その後、霊泉院の瑞巌竜惺和尚の軒号「霊源」に因んで、霊源院とされました。
-終-
今回は、そんな霊源院の甘露庭特別公開を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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霊源院の甘露庭特別公開の概要
霊源院の甘茶の庭。甘露庭特別公開。
霊源院の甘茶の庭「甘露庭」が、特別公開されています。
「甘露庭」は、釈迦の一生を表現したとされる庭です。
(甘露庭)
アマチャは、ヤマアジサイの変種です。
またアマチャ木は、灌仏会で仏像に注ぎかける甘茶の原料になります。
灌仏会と書いて、読み方は「かんぶつえ」です。
釈迦の誕生日を祝う仏教行事になります。
そんな甘茶が、庭園には約400株も植えられています。
白色、青色、ピンク色と美しい花を咲かせます。
この甘茶が咲く時期に行われなわれるのが、霊源院の甘露庭が特別公開です。
公開期間は、平成30年(2018)5月19日から6月17日まで。
そして、6月2日のみ20時から蛍の放生会が行われます。
拝観料金は、500円。
拝観時間は、10時から16時となっています。
霊源院の甘露庭の様子
霊源院の甘露庭の様子です。
庭は、それ程広くありません。
狭いと言っても良いと思います。
その狭い甘露庭に、ひしめく様に甘茶が咲いています。
甘露庭は、かなり見応えがある庭でした。
甘露庭へ下りて、散策も出来ます。
霊源院の甘茶の庭。
初夏の京都の観光場所として、おススメの場所の1つです。
霊源院の駐車場
霊源院には、駐車場はありません。