妙心寺の法堂の天井には、雲龍図が描かれています。
八方睨みの龍と呼ばれる双龍図です。
◆妙心寺の法堂についての簡単な説明◆
妙心寺は、臨済宗妙心寺派の大本山です。
花園天皇が関山慧玄を招いて開山しました。
建仁寺の法堂は、入母屋造、一重裳階付きの建築物です。
明暦2年(1656)に、建立されました。
内部のケヤキの柱は、富士山麓から海路で運ばれたものです。
原木を四つ割にして丸く削られています。
高さ8m、周囲2mある柱です。
堂内には、梵鐘が安置されています。
日本最古の梵鐘で、「黄鐘調の鐘」とも呼ばれています。
また法堂の天井には、雲龍図が描かれています。
外からは見る事が出来ません。
法堂の内部拝観時に、雲龍図は見る事が出来ます。
-終-
今回は、妙心寺の法堂の雲龍図を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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妙心寺の雲龍図の概要
妙心寺の法堂の雲龍図
妙心寺の法堂の天井には、龍が描かれています。
龍は、仏教を守護する八部衆の「龍神」です。
そのため、禅寺の本山の法堂の天井に、描かれる事が多いです。
また、龍神は水を司るので、火災予防の意味も込められています。
妙心寺の天井に描かれているのは、「龍雲図」です。
雲をまっとた龍の絵は、迫力があります。
妙心寺の龍雲図は、狩野探幽が描き上げた大作です。
55歳から描き始め、8年の歳月をかけて描き上げました。
この龍の絵は、八方睨みの龍とも呼ばれています。
見る場所や角度により、龍の動きや表情が変化するからです。
また、どの位置から見ても龍と目が合います。
まるで生きているような躍動感で、見ている人に迫ってきます。
そのため、八方睨みの龍と呼ばれています。
妙心寺の雲龍図は、撮影不可です。
龍雲図を見るには、法堂に内部に入るしかありません。
通常拝観なので、訪れればいつでも見る事が出来ます。
法堂と浴室の拝観料金は、500円です。
中高生は300円、小人は100円で入る事が出来ます。
妙心寺の駐車場
妙心寺には、駐車場があります。
自家用車は、無料で止める事が出来ます。
妙心寺へのアクセス
妙心寺への行き方です。
JR「花園駅」から徒歩5分で到着します。
(妙心寺の周辺地図)