松尾大社は、京都市西京区にある神社です。
京都の夏の終わりに、松尾大社では八朔祭が行われます。
八朔とは、旧暦8月1日(朔日)の事です。
この時期には、台風などの被害が多かったと伝えられています。
その状況を改善するために、五穀豊穣や家内安全を祈る目的として、明治13年から始まったのが松尾大社の八朔祭です。
以前は、9月1日に行われていました。
しかし、現在では9月の第1日曜日に開催されます。
また、その前日の土曜日には、江州音頭盆踊り大会が開催。
多くの地元の人や観光客の方が、過ぎ行く京都の夏を楽しみます。
屋台(夜店)も出店されるので、大変賑やかですよ。
夏最後の浴衣を着て、松尾大社の八朔祭を楽しみませんか。
今回は、そんな松尾大社の八朔祭の紹介です。
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松尾大社の八朔祭の見所
松尾大社の八朔祭の概要
松尾大社の八朔祭、京都の夏の最後を飾るお祭りです。
今年の開催は、平成29年(2017)9月4日。
前夜祭的な9月5日には、17時30分から群太鼓。
18時30分から、恒例になった神結びブライダルショー。
そして、19時から江州音頭盆踊り大会が行われますよ。
また屋台や夜店も出店され、大人も子供楽しむ事が可能です。
この日が、京都で浴衣を着るラストチャンスかもしれません。
9月6日は、朝から行事が行われます。
まず、8時頃から奉納大相撲の八朔相撲が開催。
そして、女神輿嵐山巡行や上桂御霊太鼓。
夜には境内で、嵯峨野六斎念仏が演じられ、数千個の提灯に灯が灯されます。
連日共に賑やかなお祭りです。
京都の夏の最後の思い出を作るために、松尾大社へ出かけてみませんか?
八朔相撲
八朔相撲は、「八朔」の当日に行われる奉納相撲です。
古来は8月1日に行われていましたが、現在は9月の第1日曜日に催されています。
小学生による団体戦や赤ちゃんが土俵に上がるなど、大盛り上がり。
真剣勝負には手に汗を握り、赤ん坊には癒されて下さい。
嵯峨六斎念仏踊り
嵯峨六斎念仏踊は、平安時代に空海上人が、松尾大社の神前で奉納したと伝えられています。
無形文化財に指定されている六斎念仏踊を、この機会にぜひ観賞して下さい。
松尾大社の駐車場
松尾大社には、駐車場が存在しています。
しかし、八朔祭の日は利用出来ないそうです。
公共交通機関を利用して、松尾大社へ訪れて下さい。
松尾大社へのアクセス
松尾大社への行き方です。
京都駅から市バス28号系統に乗車、「松尾大社前」下車。
京都駅から京都バス73, 83系統「松尾大社前」下車。
阪急嵐山線「松尾大社」下車、徒歩約3分~5分。
(周辺地図)