円山公園を訪れた時、とある塔を発見しました。
その塔とは、ラジオ塔の事です。
ラジオ塔の写真は、「円山公園のラジオ塔」に掲載しています。
円山公園は、京都市東山区にある公園です
京都の桜の名所で、飲食しながら桜が楽しめます。
◆円山公園について◆
京都市内にある公園の中で、最も古い公園の1つです。
明治12年に公園地に指定されて、円山公園は誕生しました。
その後、明治45年まで公園は拡張されます。
四季の草花、池や噴水の建設などがされました。
京都の桜の名所で、特に公園中央の枝垂れ桜有名です。
通称「祇園の夜桜」と呼ばれ、多くの人たちから親しまれています。
-終-
そんな円山公園に、ラジオ塔は建っています。
今回は、円山公園のラジオ塔の紹介です。
何かの参考になれば、幸いです。
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円山公園のラジオ塔の見所
円山公園のラジオ塔
円山公園を訪れる度に、気になる建造物がありました。
その建造物を調べてみると、ラジオ塔という事が判明しました。
こちらが、円山公園のラジオ塔です。
何のために、このような塔が建っているのか?
さらに調べてみて、その理由が判明しました。
◆円山公園のラジオ塔の説明◆
円山公園のラジオ塔は、昭和7年のNHK京都放送局の開局の際、ラジオの普及のため作られました。
ラジオ塔の正式名称は、「公衆用聴取施設」と言います。
石やコンクリートで制作されているのが、一般的です。
塔の中には、受信機とスピーカーが入っています。
中央辺りにあるボタンを押すと、放送が流れる仕組みです。
人気があるのは、野球中継。
塔の前に野球ファンが集まり、盛り上がったそうです。
また、早朝には、塔から流れるラジオ体操の歌に合わせて、体操を楽しむ姿も多く見られました。
円山公園のラジオ塔は、戦争中に無くなってしまいましたが、昭和57年のNHK京都放送局開局50周年に合わせて修復されて、現在に至ります。
-終-
このラジオ塔、実は円山公園以外の場所にも、建てられています。
建っている場所は、以下の通りです。
1.船岡山公園のラジオ塔
2.萩児童公園のラジオ塔
3.小松原児童公園のラジオ塔
4.橘公園のラジオ塔
5.八瀬公園のラジオ塔
6.紫野柳公園のラジオ塔
円山公園を含めると、全部で7つの公園に建っています。
そして、建っている場所は、全て公園です。
ラジオの普及で建てられたものなので、人が集まりやすい公園に建てたのでしょう。
個人的に、一番アクセスしやすいラジオ塔は、円山公園です。
観光名所が多い東山にあるので、訪れる人も多いのではないでしょうか。
東山を観光する際にでも、円山公園に立ち寄って、見てみて下さい。
話のネタの1つには、なるかもしれませんよ。
円山公園の駐車場
円山公園には、有料駐車場があります。
24時間営業の駐車場です。
円山公園へのアクセス
京都駅から市バス206番に乗車、祇園停留所で下車、徒歩1分。
京阪祇園四条駅から、徒歩5分。
阪急河原町駅から、8分です。