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京都の嵯峨菊が咲く名所。

京都には、嵯峨菊の名所が存在しています。
京都の嵯峨菊が楽しめる場所は、主にお寺などです。

嵯峨菊は、京都府右京区嵯峨で育成された菊一品種群です。
約160年ほどの歴史があります。

花の周りに長さ10cmほどの糸のように細い管状の花弁を多く付けるのがこの菊の特徴です。

または、花は「七五三作り(※)」が基本的な嵯峨御流の作り方となっています。
(※頂上に3輪、中央に5輪、下に7輪)

そんな嵯峨菊は、秋の京都に咲きます。
例年の京都での見頃の時期は、10月下旬から11月下旬です。

京都でも咲く場所により、見頃の時期は前後します。
前後すると言っても、大幅に見頃の時期が変わる訳ではありません。

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(祇王寺の嵯峨菊)

今回は、そんな京都の嵯峨菊の名所を紹介します。
京都で嵯峨菊を見たい方の参考になれば幸いです。

現在の所、京都の嵯峨菊の名所を3か所掲載しています。
また、良い場所を発見出来たら、随時追加予定です。

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京都の嵯峨菊が咲く神社・お寺・名所

京都の嵯峨菊

それでは、京都の嵯峨菊の名所を順番に紹介します。

大覚寺

大覚寺は、嵯峨天皇の離宮を寺に改めた門跡寺院です。
真言宗大覚寺派の本山でもあります。

境内の東にある大沢池は、嵯峨離宮の名残りです。
嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造ったと伝わっています。

大覚寺の嵯峨菊は、「嵯峨菊展」で見る事が出来ます。
気品と風格を備えた嵯峨菊です。

見頃の時期:11月上旬から11月下旬。

大覚寺へのアクセス

市バス「大覚寺」下車すぐ。

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法金剛院

法金剛院は、律宗の寺院です。
極楽浄土を模して作られた庭園が有名です。

もとは、清原夏野が山荘を建てた場所になります。
そこでは、双丘寺が営まれていました。

その後、中宮待賢門院が復興し法金剛院となります。

法金剛院の嵯峨菊は、境内で咲き誇ります。
あえて形式にこだわらないのが、法金剛院の嵯峨菊の特徴です。

色と形、配置など、自由に育てられています。

見頃の時期:10月下旬から11月中旬。

法金剛院へのアクセス

JR「花園駅」下車、徒歩3分。

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祇王寺

祇王寺は、「平家物語」に登場する祇王ゆかりのお寺です。
境内の苔が美しい事でも知られています。

祇王寺の嵯峨菊は、地頭であった大覚寺から分けられたものです。
大覚寺の嵯峨菊と同じく繊細で華麗な雰囲気が漂っています。

見頃の時期:10月上旬から10月下旬。

祇王寺へのアクセス

市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩15分。

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