京都御所は、京都市上京区にある元皇居です。
京都御苑内にあるため、一緒と思われがちですが、管轄は違います。
京都御所は宮内庁の管轄、京都御苑は環境省の管轄です。
私の中では、京都御所は名所、京都御苑は公園なので、明確に区別はしています。
そんな京都御所を見学しようと思ったら、普段は宮内庁に参観申込をしなければいけません。
18歳以上でなければならない。
基本、土日休日は参観は出来ないなど細かい制限があり、なかなか難儀です。
しかし、春と秋の年2回、参観申込をしなくても、京都御所を見学する事が可能となります。
それが、京都御所一般公開です。
手続きなしで、普段は見る事ができない京都御所を見学出来るとあって、多くの人が訪れます。
2年に1回くらいのペースで一般公開に行っていますが、どの年の春と秋も混雑具合はそれ程変りません。
そこそこ混雑はしますが、見学だけする分には問題ないといった感じです。
もちろん、そこそことはいっても混雑は混雑。
撮影となると、多少の撮りずらさはあります。
それはどうしようもないので、諦めましょう。
京都御所の一般公開の春と秋の写真、通年公開の動画を掲載しています。
少しでも雰囲気が伝われば幸いです。
◆京都御所の通年公開と特別公開◆
追記
京都御所が通年公開を開始しました。
開始日は、平成28年(2016)7月26日から。
時間は、9時から17時まで。
手続き不要で、誰でも入場可能です。
月曜日(祝日の場合は翌日)。
年末年始(12月28日から1月4日)は、休みとなります。
通年公開の京都御所に訪れて、動画を撮影しました。
紫宸殿や庭園を中心に撮影したものです。
京都御所 通年公開【Kyoto Imperial Palace Japan】
通年公開の雰囲気は伝わったでしょうか。
人がいないので、写真や動画は撮影しやすいです。
京都の名所の見所をまとめた動画を、今後も配信予定です。
youtubeのチャンネル登録、よろしくお願いしますm(_ _)m
京都御所では通年公開とは別に、特別公開(一般公開)も行われます。
通年公開との違いは、ルートの変更や障子の開放などです。
雅楽の演奏や蹴鞠の実演なども行われるので、通年公開とは違った雰囲気の中、京都御所を楽しむ事が出来ます。
京都御所の雰囲気は、掲載している写真を参考にして下さい。
-終-
◆京都御所のイベント情報◆
通年公開が再開されました。人数制限があるので、ご注意下さい。
通年公開は何回か行っています。
基本的に、平日は人が少ないです。
ただし、自粛明けなので、いつもよりも人が多い可能性があります。
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京都御所の一般公開
京都御所の秋の見所
京都御所は通年公開されていますが、秋には特別公開があります。
令和元年の秋の特別公開の期間は、9月の時点ではまだ決まっていません。
平成29年30年と、11月1日から11月5日まで特別公開が行われました。
令和元年も、この期間内に行われるのではないでしょうか。
春と秋に一般公開される京都御所。
建物や公開範囲が基本変わる訳ではないので、建物の見所は変わりません。
建物の写真は春の見所に掲載しているので、そちらを参考にして下さい。
ここでは、京都御所の紅葉が楽しめる庭の写真を掲載します。
御学問所にある御池庭です。
池を中心とした回遊式庭園となっています。
ここの一部の木が紅葉します。
庭園を見る角度を変えて、お気に入りの観賞場所を探して下さい。
御池庭を進んだ先にある御内庭。
ここも紅葉します。
京都御所の秋の見所は、このように庭の紅葉です。
公開時期によっては、色づき具合がイマイチの場合もあります。
それでも、庭園自体は魅力的なので、がっかりする必要はありませんよ。
混雑はそれなりにしますが、ぜひ美しい庭を満喫して下さいね。
京都御所の春の見所
京都御所は見学順路が決まっているので、その通りに見て行けば楽しめます。
大雑把にルートを説明すると、宜秋門からスタート。
御車寄→承明門&建礼門→紫宸殿→清涼殿→小御所&御庭池→御常御殿→御三間。
そして、清所門でゴールです。
それぞれの建物の役割は、当日簡易パンフレットが貰えるので、それを参照すればどのようなものだったか一目瞭然。
せっかくなので、私が撮影した写真でいくつかの建物を紹介します。
この建物は、御車寄です。
昇殿を許された物が、正式に参内する時の玄関となっています。
昇殿とは、清涼殿に殿上の間に昇る事です。
昇殿には、天皇の勅許(許可)が必要でした。
ちなみに、これよりちょっと多いぐらいが、そこそこの混雑です。
参考になったでしょうか?
ならない、それではもう1枚。
こちらは、御学問所。
学問や月次の和歌の会などにも使われた建物です。
これなら、そこそこの混雑具合が分かるのではないでしょうか。
だいたい、毎年こんなものです。
紫宸殿と左近の桜。
春の京都御所の見所と言えば、この左近の桜だと思います。
当たり前ですが、春にしか見る事が出来ない光景です。
紫宸殿は、最も格式高い正殿。
即位礼などの重要な儀式が執り行われていました。
大正天皇・昭和天皇の即位礼も、ここで行われたそうです。
建物内では、人形を使って当時の儀式などが再現されています。
古い襖絵なども魅力の1つです。
このように簡単な説明板もあるので、照らし合わせながら見学しましょう。
こんな簡易的なやつでは、満足出来ない。
そのような方は、当日京都御所内・月華門前で開かれているお土産屋さんで、京都御所について詳しく書かれてある本を購入しましょう。
撮影した写真を見ながら本を開くと、見学当時の思い出も蘇り、なおかつ京都御所についても詳しくなれます。
今年の開催期間の平成28年(2016)4月6日(水)~4月10日(日)。
ちょうど京都御所や京都御苑の桜も見ごろを迎えているでしょう。
春の京都御所は、京都の中でもオススメの観光スポットですよ。