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由岐神社例祭。鞍馬の火祭2019。

由岐神社は、京都市左京区にあります。
鞍馬寺の鎮守社です。

そんな由岐神社で、有名な祭事があります。
由岐神社例祭です。

由岐神社例祭は、鞍馬の火祭。
燃え盛る松明とそれを担ぐ青年たち。

とても迫力があり、賑やかなお祭りです。
京都三大奇祭の1つでもあります。

当日は15時より貴船口から車両禁止。
そうなると、移動手段が叡山電車のみ。

叡山電車は、出町柳駅から混雑します。
混雑は、覚悟して訪れて下さい。

今回は、由岐神社例祭・鞍馬の火祭を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

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鞍馬の火祭の見所

鞍馬の火祭の概要

鞍馬の火祭は、秋に行われる京都の奇祭です。
今年の開催は、平成29年(2017)10月22日。

時間は、18時から。
無料で誰でも見る事が出来ます。

由岐神社は、天慶3年に御所から鞍馬へと遷宮されました。
天下泰平と万民幸福を祈念しての事です。

当時は、大震災などの災いが頻繁に起こっていました。
それを沈めるために、朱雀天皇の詔により遷された訳です。

遷宮の時に、鴨川の葦で松明を作り、道中に点灯。
また遷宮の行列を約1キロにも及んだそうです。

これが火祭りの始まりと伝えられています。

鞍馬の火祭の大きな流れは、以下の通りです。

「神事にまいらっしゃれ」の神事触れの合図で、鞍馬集落の各戸に積み重ねられた篝(エジ)に点火。

少年が小松明を担いで練り歩き、そこに大松明を担いだ青年が加わります。

青年たちは、「サイレイ、サイリョウ」を繰り返して集落を練り歩きます。
これにより、仲間の宿の出発時刻などが伝達される訳です。

その後、各仲間からの大松明が鞍馬寺山門前へ。
山門前では、大小の松明を担いだ青年たちでひしめき合います。

迫力があって見応えがある光景です。
そして大松明は、石段の所で一ヶ所に焼き捨てられます。

次に、神輿の前で神幸の儀です。
神幸の儀の後に、神輿が参道を下ります。

神輿は集落内を巡行して、御旅所に安置。
その後に、神楽の奉納。

そして、4本の神楽松明が境内をまわり終了。
時間にして、0時頃です。

23日の2時頃、神輿が御旅所から本殿へ戻ります。
「還幸祭」が執行されて、鞍馬の火祭の全てが終了です。

冒頭にも書きましたが、移動手段がほぼ叡山電車一択
本当に混雑しますので、ご注意ください。

由岐神社の駐車場

交通規制もされるので、車で行く事は出来ません。
叡山電車を利用して、訪れて下さい。

由岐神社へのアクセス

由岐神社への行き方です。

叡山電車「出町柳駅」から乗車。
叡山電車「鞍馬駅」で下車、すぐ。

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(周辺地図)