鞍馬寺は、京都市左京区にあります。
京都の雪景色が美しい場所の1つです。
境内の雪が解けた後、鞍馬寺にも春が訪れます。
そして鞍馬寺には、雲珠桜と呼ばれる桜が咲き誇ります。
ちなみに鞍馬寺では、毎年このように雪が積もります。
鞍馬寺の雪は、京都の冬の定番の光景となっています。
この雪の鞍馬寺を撮影するために、極寒の中訪れる人もいるぐらいです。
私もその内に1人ですね。
冬の鞍馬はとても魅力的な場所ですが、春の桜も負けてはいません。
さて今回は、鞍馬寺の桜の紹介がメインです。
見頃や開花状況、見所などを掲載しています。
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鞍馬寺の雲珠桜。雪景色後の春の風景
鞍馬寺の雲珠桜
鞍馬山に咲く桜は、雲珠桜(うずざくら)と呼ばれています。
私が初めてこの雲珠桜という言葉を知った時、こんな種類の桜も存在するのかと勘違いしました。
しかし実際には、このような桜の品種は存在していません。
雲珠桜とは、鞍馬山に咲いている桜の様子を指す言葉です。
鞍馬山には、多くの松や杉などの常緑樹が生えています。
常緑樹とは、1年中緑の葉を保っている樹木の事です。
そんな緑の樹木の中に、美しい白や紅色の桜の花が転々と咲きます。
その様子が、平安時代に使われた馬の鞍飾の雲珠に似ている事から、このように呼ばれるようになりました。
こうなってくると気になるのが、雲珠そのものです。
写真や画像がないかと調べてみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。
さすがに、平安時代のモノなので、現物を見るのは難しいですね。
鞍馬寺での桜観賞ポイントは、仁王門周辺・多宝塔前・本殿金堂前です。
ソメイヨシノや山桜、しだれ桜などが楽しめます。
撮影スポットも、同じです。
ちなみに本殿前の六芒星は、京都のパワースポットの1つ。
中心に立つと、運気がアップするとか。
この手の力が本当かどうかは別にして、せっかくなので鞍馬寺の参拝記念に立っておきましょう。
体力に自信がある方、山を越えて貴船の方も訪れる事が出来ます。
ただし、上りの時のように鞍馬山鋼索鉄道(ケーブルカー)がありません。
あくまで体力に自信がある方のみ、行って下さい。
京都の定番のハイキングコースでもあるので、それ程心配する必要はないかもしれませんよ。
いずれにしても、春の鞍馬山を満喫して下さいね。
鞍馬寺の桜の見頃と開花情報
今年の鞍馬寺の桜の見頃と開花状況を紹介します。
令和3年(2021)の開花状況
令和3年(2021):-。
過去の鞍馬寺の桜の開花状況
過去の鞍馬寺の開花状況です。
平成27年(2015)の開花状況
平成27年(2015)4月1日:咲き始め。見頃はまだ。
平成27年(2015)4月11日:見ごろ。
平成28年(2016)の開花状況
平成28年(2016)3月29日:まだつぼみ。
平成28年(2016)4月4日:金堂前、6・7分咲き。他はまだ。
平成28年(2016)4月8日:見頃です。
平成29年(2017)の開花状況
平成29年(2017)3月29日:つぼみ。
平成29年(2017)4月10日:咲き始め。
平成29年(2017)4月16日:ほぼ見頃です。
平成30年(2018)の開花状況
平成30年(2018)4月15日:見頃です。
2019の開花状況
2019年4月14日:見頃です。
令和2年(2020)の開花状況
令和2年(2020)4月13日:見頃。
鞍馬寺の桜の開花は、京都市の中心地より5日~1週間ほど遅いです。
そのため、見ごろは4月上旬から中旬ぐらいとなります。
京都の桜を見たいけど、もう散っているかな。
そう思っている方は、鞍馬寺まで足を運んでみませんか。
まだ、桜が咲いている可能性がありますよ。
鞍馬寺までのアクセス
京都駅から市バス4番に乗車、出町柳駅前の停留所で下車。
叡山電鉄に乗り代えて出町柳駅から鞍馬線で鞍馬駅、徒歩5分程で到着します。
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