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虚空蔵法輪寺の針供養2018。

虚空蔵法輪寺は、京都市西京区にあります。
針供養(※)が有名なお寺です。

(※針を供養すると聞くと、付喪神(つくもがみ)を思い出します。)

奈良時代に葛井寺が、創建されました。
その葛井寺が、虚空蔵法輪寺の起源と伝えられています。

葛井寺が法輪寺と改称したのは、貞観10年事です。
虚空蔵法輪寺では、本尊として虚空蔵菩薩を祀っています。

虚空蔵って、どういう意味があるか分かりますか?
私は調べるまでは、全く分かりませんでした。

虚空は、大空(宇宙)を意味です。
虚空には、無機物、動植生物、自然とありとあらゆるモノのを包こみます。

自然等を財宝とするならば、虚空はその財宝を収める宝蔵。
虚空を宝蔵とみなして、虚空蔵なのだそうです。

法輪寺の虚空蔵菩薩に参拝すると、知恵・芸事の上達・福徳が授かると言われており、多くの信仰を集めています。

そんな虚空蔵法輪寺の針供養を、紹介します。
何かの役に立てば幸いです。

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虚空蔵法輪寺の針供養の見所

虚空蔵法輪寺の針供養の概要

虚空蔵法輪寺の針供養は、年2回行われます。
今年の日程は、平成28年(2016)2月8日と12月8日。

時間は、13時からとなっています。
拝観料金は、必要ありません。

虚空蔵法輪寺の針供養は、天皇より皇室で使われた針を供養せよと命じられたのが始まりです。

皇室で使われた針は、現在でも、法輪寺で12月に供養されます。

普段は固いモノばかり刺している針を、この法要の時には柔らかい蒟蒻(こんにゃく)に刺して休ませるそうです。

使用済みの針は、針供養当日に持参すれば、きちんと供養してくれますよ。

針を休ませる。
まるで、針が生きているみたいですね。

長年使い続けた道具には、神や精霊(霊魂)が宿ると伝えられています。
いわゆる付喪神です。

付喪神(つくもがみ)は、荒ぶれば禍をもたらします。
また、和(な)ぎれば幸をもたらすそうです。

針をきちんと供養する訳ですから、和ぎりそうですね。
いや、付喪神(つくもがみ)にならないように供養するというのが、正解なのかもしれません。

普段から針仕事やしている方。
この日に、虚空蔵法輪寺へ訪れませんか。

使い続けている針は、きちんと供養して休ませてあげましょう。

虚空蔵法輪寺への駐車場

虚空蔵法輪寺には、駐車場が存在します。
1日/1,000円で、利用可能です。

ただし、駐車台数が20台。
祭事や行事の時は、公共交通機関の利用がオススメです。

虚空蔵法輪寺へのアクセス

JR京都駅から嵯峨野線に乗車、嵯峨嵐山駅で下車して徒歩8~15分。

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(周辺地図)

虚空蔵法輪寺の行事・祭事
虚空蔵法輪寺の芸能上達祈願祭。
法輪寺の十三まいり。渡月橋で振り返ってはいけない。