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清水寺青龍会の観音加持2017。仁王門や西門に龍が舞う。

清水寺では、清水寺青龍会の観音加持が行われます。
毎年計5日間、清水寺とその周辺には龍が舞い、参拝者の幸福を祈願。

開催日には、この龍の舞を見学しようと、多くの人が清水寺に参拝します。

なぜ、清水寺に龍が舞うのか。
それには、四神相応の考えが関係しています。

京都の都(平安京)は、四神相応の考えを基に建設されました。
四神相応は、風水学的に最高の良いとされる地相だったからです。
四神は、東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武となっています。

四方の方角を司るこれらの神様は、特徴がある土地に生息。
青龍は清水、百虎は大道、玄武は山や丘陵、朱雀は広い海や湖に住んでいます。

都を建設するに辺り、京都の土地はこれらの条件を満たしていました。
東は鴨川、西は山陽道、南は巨椋池、北は鞍馬山が存在していたからです。

まさに遷都するのに、ふさわしい土地だった訳です。

そんな京都にある清水寺は、市内の東(青龍)に位置する場所にあります。
また、清水寺の本尊は観音菩薩。
龍は観音菩薩の化身とも伝えている事から、清水寺青龍会の観音加持が行われ、青龍が舞う事になりました。

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清水寺青龍会の観音加持の撮影&観賞ポイント

清水寺青龍会の観音加持の動画

清水寺青龍会の観音加持は、参拝者の幸福を祈願する行事です。
今年は、2015年3月14日、3月15日、4月3日、9月14日、9月15日の5回開催されます。
開催時間は、14時からです。

4月の開催時には、桜とのコラボが楽しめるかもしれません。
清水寺の桜。見頃と開花情報。見所も紹介。

それでは、この行事に登場する人物を紹介します。

青龍(せいりゅう):観音菩薩の化身。
姿は、見たまんま龍です。

会奉行(えぶぎょう):法会の儀式一切統括し、指揮を執ります。
オレンジの布?を被っている人です。

転供侍者(てんぐじしゃ):行道の初めに行う「八功徳水の儀」における侍者。
灰色の衣装で、頭に鉢巻?している人です。

転法衆(てんぽうしゅう):法螺貝を吹き、行道の先布令を行います。
法螺貝を持っている人です。

夜叉神(やしゃじん):人々の幸福や厄除・招福を祈願する観音加持を司ります。
仮面の人です。

四天王(してんのう):持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王。青龍を守護します。
兜をかぶっている人です。

十六善神(じゅうろくぜんじん):経典・大般若経を守護する十六体の神々。「南無観……」を唱え行道します。
灰色の衣装を身につけている人です。

龍衆(りゅうしゅう):青龍を捧げ、境内や門前を練り歩きます。
龍を持っている人です。

以上を踏まえて、次の動画を見てもらえれば、登場する人に関しては、何となく分かるのではないでしょうか。

清水寺青龍会の観音加持

この動画では西門から出てきている場面が、映されています。

この仁王門や西門前が、清水寺青龍会の観音加持のベスト撮影&観賞ポイントなのですが、場所取りが激しいです。

2015年3月14日と3月15日は、土曜日と日曜日。
めちゃちゃ混雑する事が予想されます。

無難に、松原通で龍が来るのを待っていた方がいいかもしれません。
あるいは、清水寺の境内に入って見学するとか。

どの場所で見ようが、青龍は青龍ですから。
また、お加持は、受けた場所によってご利益が変化するものではありません。
どこで夜叉神の加地を受けようが、平等に幸福が祈願されます。

2015年3月14日・3月15日に京都旅行を考えてる方。
青龍の御加護を賜りに、清水寺へ参拝してみませんか。

清水寺へのアクセス

京都駅から市バス206系統・00系統に乗車、五条坂で下車して徒歩10分で到着です。

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さらに詳しい京都駅から清水寺までのアクセス方法はこちら
京都駅から清水寺までのアクセス。バスか徒歩?