上賀茂神社は、京都市北区にあります。
笠懸神事を含め、馬や弓矢を使った行事が多い神社(※)です。
笠懸神事とは、一体どんな神事なのでしょうか。
笠懸と書いて、読み方は「かさがけ」です。
笠懸とは、日本書紀にも登場する弓馬術の事。
上賀茂神社では、2005年に復活した神事です。
関東を中心に行われる事が多い笠懸神事。
関西で行っているのは、上賀茂神社だけだそうです。
(※他の馬や弓矢を使った上賀茂神社の行事はこちら。
・賀茂競馬、雨天や時間の情報。
・上賀茂神社の武射神事。)
今回は、上賀茂神社の笠懸神事を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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上賀茂神社の笠懸神事の見所
上賀茂神社の笠懸神事の概要
上賀茂神社の笠懸神事は、10月に行われる神事です。
今年の開催日は、平成29年(2017)10月。
時間は、13時からです。
有料席とそ無料観覧場所が設けられています。
有料席は、500円です。
有料席・無料観覧場所とも、先着順となっています。
少しでも前で見たい方。
そんな方は、早めに訪れて場所を確保しましょう。
1時間から1時間30分前に行けば、前列付近を確保できるのでは?
もちろん、必ず確保できる訳ではないので、ご注意ください。
笠懸神事では、日本古来の弓馬術が披露。
走る馬の上から的を狙います。
披露されるのは、遠笠懸と小笠懸です。
公益社団法人大日本弓馬会により行われます。
40センチ四方の的を射るのが遠笠懸。
地面近くの10センチ四方の的を射るのが小笠懸です。
笠懸のルールは、以下の通りとなっています。
1.全員が順番に的を射る。
2.多くの的を射った上位数名を選出、再度的を射る。
3.最後は、小さな的に変更。上位2人で一騎打ち。
4.勝敗が決まる。
馬が駈ける姿は、迫力がありますよ。
また、的を射る姿は、見応え十分です。
関西では上賀茂神社でしか見る事が出来ない笠懸神事。
機会があれば、上賀茂神社へ訪れてみて下さいね。
上賀茂神社の駐車場
上賀茂神社には、参拝者駐車場が用意されています。
普通車約170台が駐車が可能です。
利用時間は、6時から22時。
境内維持管理協力金として30分100円が必要です。
上賀茂神社へのアクセス
上賀茂神社への行き方です。
京都駅のバスターミナルから市バス4系統に乗車。
上賀茂神社停留所で下車して下さい。
地下鉄北大路駅・北山駅より徒歩20分~25分です。
(周辺地図)
上賀茂神社の祭事・行事
・上賀茂神社で初詣。参拝時間や夜の混雑具合。
・上賀茂神社の節分祭。手作り市も開催。
上賀茂神社の四季
・上賀茂神社の斎王桜と御所桜。見頃や開花状況。
・上賀茂神社の紅葉、見ごろや現在の状況。