閑院宮邸を散策していた時の事です。
雪見型燈籠と縁先手水鉢を、発見しました。
◆閑院宮邸についての簡単な説明◆
閑院宮邸は、京都御苑内にある建物です。
閑院宮家の屋敷跡になります。
閑院宮家、見宮家、宮家、有栖川宮家。
この四家を、四親王家と呼びました。
閑院宮は、東山天皇の皇子直仁親王を始祖として創立されます。
そして屋敷は、御苑の南西部に建てられます。
閑院宮は、明治時代に東京へと移りました。
すると、閑院宮邸は華族会館や裁判所として利用されました。
また昭和には、京都御苑管理事務所とし使われます。
そんな閑院宮邸は、平成18年に改修工事が行われます。
現在は、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室です。
建物内の観覧は、無料になります。
また、庭園も無料で散策可能です。
-終-
今回は、閑院宮邸の雪見型燈籠と縁先手水鉢を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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閑院宮邸の雪見型燈籠と縁先手水鉢の概要
閑院宮邸の雪見型燈籠と縁先手水鉢
閑院宮邸跡で、床みどりを発見しました。
★閑院宮邸跡の床みどり。
今回の閑院宮邸の散策で、1番の収穫だと思います。
この収穫の後、庭園も歩いてみました。
その時に、庭園にある案内板が置いてあるのを発見します。
「私室棟主室からの眺め」の案内板です。
かつて私室棟があり、庭園を見晴らせるように構成されていた事が書かれていました。
そして、その庭園には、5つの燈籠。
鞍馬石や緑色片岩などが据えられていた事も書かれています。
さらに、雪見型燈籠と縁先手水鉢の写真付きで載っていました。
その写真を参考に、私も雪見型燈籠と縁先手水鉢を探す事にしました。
こちらが、雪見型燈籠です。
池のほとりに配置されています。
この他に、葛屋型、層塔型などの燈籠が置かれています。
そして、縁先手水鉢です。
私室棟の西南隅に据えられています。
まず最初に見つけたのが、この円筒形の縁先手水鉢です。
ただ、初めに見た時は、謎の物体でした。
説明板を読んで、手水鉢だと分かった次第です。
手水鉢とは、手を洗う水を入れておく鉢の事になります。
このように、閑院宮邸の庭園には、燈籠などが今だに置かれています。
閑院宮邸へ行かれる機会があれば、探してみるのも一興ではないでしょうか。
京都御苑の駐車場
京都御苑には、駐車場が存在しています。
車で行かれる方は、利用してみてはいかがでしょうか。
京都御苑へのアクセス
京都駅から地下鉄に乗車。
丸太町駅か今出川駅で下車、すぐに到着します。
(周辺地図)
京都御の四季
・京都御苑の梅。見頃や開花状況。
・京都御苑の桜。見頃や開花状況。近衛邸跡の糸桜を堪能。
・京都御苑の紅葉、見ごろや現在の状況。