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城南宮の曲水の宴2020。白拍子が美しく舞う。

城南宮の数ある行事の中で、私が真っ先に思い浮かぶのが曲水の宴です。

曲水の宴と書いて、読み方は「きょくすいのうたげ(えん)」。
もしくは、「ごくすいのうたげ(えん)」と読みます。

城南宮に限らず、曲水の宴を催す所は結構あります。
福岡県の太宰府天満宮や岩手県の毛越寺などでも開催。
多くの参拝者が、楽しみに訪れます

曲水の宴は、詩歌を興じる行事です。
盃を清流に浮かべ、自分の所に盃が流れ着く前に和歌を詠む。

平安時代には、正式な宮中の年中行事として行われていました。
現代の曲水の宴が、平安時代の装束で行われているのもそのためです……多分。

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城南宮の曲水の宴、平安貴族の装束で詩歌を興じる

城南宮の曲水の宴

城南宮の曲水の宴は、年2回行われます。
行われる日は、毎年同じ。

今年も4月29日と11月3日に開催。
時間は、14時から15時までの約1時間ぐらいです。
催される場所は、平安の庭。

平安時代の装束に身を包んだ7名の歌人が、美しい琴音の調べの中、和歌を詠み短冊へとしたためます。

また、白拍子が舞を披露するのも、城南宮の曲水の宴の特徴です。

平安の庭で、和歌に興じる人達の間には、ゆったりとした時間が流れます。
しかし、見学に来ている方々の間では、そうではありません。

城南宮を代表する行事だけあって、めちゃっくちゃ混雑します。
また、デジカメやスマホの普及により、ほとんどの人が写真を撮影。

観賞出来る場所が狭い事もあり、なかなか殺伐のした状況になる事もしばしば。

良い場所で観賞したいのなら、1番乗りぐらいの勢いで行く事がオススメです。

個人的には、前後左右の人のマナーによって印象が変わる行事だと思ってます。
本当に、人の密集率が凄いですから。

気合いとマナーと、望遠レンズは必須ですよ。
もちろん見学だけだったら、望遠レンズは必要ありません。

とりあえず1度行ってみて、密集率や殺伐度を確認。
今後行けるか、それとも混雑に耐えられないか、判断して下さい。

城南宮へのアクセス

城南宮への行き方です。

京都駅から市バス19に乗車、城南宮道で下車して徒歩3分で到着。

あるいは、京都駅から近鉄か地下鉄で竹田駅へ。
そこで下りて、徒歩・バス・タクシーのいずれかで城南宮へ。
おおよそ徒歩15分・市バス5分・タクシー5分で到着します。

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京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
(周辺地図)

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