時代祭は、秋の京都を代表するお祭です。
そんな時代祭の有料観覧席や穴場、交通規制の情報をお届けします。
他にも、時代祭の穴場から撮影した行列の写真も掲載中です。
穴場からどのような写真が撮影する事が出来るのか。
その雰囲気が、伝われば幸いです。
私が撮影した写真なので、下手なのはご了承下さい。
時代祭の由来は、平安神宮の創建まで戻ります。
平安時宮の創建記念事業として、祭りが始まりました。
その祭りを盛り上げるために、時代行列が行われます。
この行列が、時代祭と呼ばれるようになった由来です。
時代祭は、京都三大祭の1つに数えられるお祭。
他の京都三大祭は、葵祭・祇園祭と続きます。
開催の順番も、葵祭・祇園祭。
そして、最後を飾るのが時代祭です。
時代祭は、延暦から明治維新までの時代の衣装に身を包み、京都の町中を時代行列が練り歩く華やかなお祭りとなっています。
行列の先頭は、明治維新からです。
その後、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代は遡り、行列は続きます。
行列コースのスタートは、京都御所。
最終到着地点は、平安神宮です。
行列コースを巡って、先頭から最後までが平安神宮に入る時間。
それは何と、約4時間もかかります。
とてつもなく長い行列が、特徴の行事となっています。
そのため、時代行列の最初から最後までを見るのは辛いです。
特に無料観覧場所だと、ずっと立っての観覧なので、腰が痛くなります。
途中で、帰る人も多いのが、時代祭のある意味特徴です。
最後までお祭りを楽しみたい方。
そんな方は、有料観覧席をお勧めします。
椅子に座って見る事が出来る喜びを、体感する事が出来ますよ。
大袈裟に聞こえますが、事実です。
今回は、そんな時代祭の紹介です。
最新の時代祭の写真は、観覧後に掲載します。
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時代祭の見所
時代祭の日程と行列コース
時代祭は、京都の秋の恒例行事です。
今年の開催日程は、令和元年(2019)10月26日。
毎年10月22日の開催なのですが、令和元年は即位礼正殿の儀と重なるため、26日に変更されました。
雨天の場合は、順延です。
当日の早朝に、判断されます。
行列コースと時間は以下の通りです。
行列コース
京都御所建礼門前出発:12時。
↓
堺町御門:12時15分。
↓
烏丸丸太町:12時30分。
↓
烏丸御池:12時50分。
↓
河原町御池:13時20分。
↓
河原町三条:13時30分。
↓
三条大橋:13時40分。
↓
三条神宮道:14時10分。
↓
平安神宮:14時30分。
有料観覧席と場所
(三条大橋から撮影した出雲阿国)
オススメの観覧場所は、有料でも良いのなら有料観覧席です。
有料観覧席を勧める理由は、2つあります。
1.有料席なので時代祭が見やすい事。
2.座って時代祭の行列が観賞出来る事。
特に2つ目の座って観賞出来るのは、先ほども書きましたが重要です。
時代祭は、先頭から最後まで見ると、約2時間余り観賞する事になります。
立ち見だと、足腰がとても辛い。
正直、途中で見るのを諦める人もいます。
有料観覧席だと椅子に座って見る事が出来る分、その心配が軽減されます。
長時間の行列を満喫するには、有料観覧席は必須ではないでしょうか。
こちらが、有料観覧席の様子となっています。
椅子に座っても良し、前列で御座に座っても良しです。
途中で帰る予定の方は、無料観覧場所でも十分楽しめます。
オススメの無料観覧場所は、下記の項に掲載して下さい。
有料観覧席の場所は、京都御苑 (正午頃)、御池通 (午後1時頃)。
そして、平安神宮道 (午後2時20分頃)。
有料観覧席を考えている方。
京都に訪れる時間を考慮して、場所を決めてはいかがでしょうか。
1席:2,050円。
全席指定で、パンフレット付です。
オススメの無料観覧場所
私は基本無料で見る事が出来る場所で、時代祭を見ています。
そのため、毎回足腰が辛いです。
場所は、三条大橋か京都御所。
特にオススメなのが、京都御所です。
京都御所には、有料観覧席が設けられています。
ただし、隙間がない訳ではありません。
若干ですが、無料の空きスペースが生じています。
無料の空きスペースでは、誰でも自由に観覧可能です。
有料観覧席の脇に出来た無料観覧場所です。
こんな感じで、立って見る事が出来ます。
1時間前くらいに京都御所に訪れて、空きスペースを探して下さい。
きっと、良い場所が見つかるはずです。
当たり前ですが、料金(チケット)を払っていないのに、有料観覧席のスペースに入ってはいけません。
無料で観覧出来る空きスペースを見つけて、楽しんで下さい。
時代祭の交通規制
時代祭当時は、交通規制がされます。
交通規制される場所は、行列が通る所です。
12時から14時30分の間に、京都の河原町を車で訪れる方。
ご注意ください。
詳しい時代祭の交通規制は、こちらをどうぞ。
時代祭の交通規制
時代祭の写真
時代祭の穴場から撮影した写真です。
参考になれば、幸いです。
京都御苑の行列コースの様子です。
両端が、有料観覧席となっています。
時代祭の始まりです。
華やかな衣装、歴史上の有名な人物の数々が楽しめます。
馬車が登場。
若い人も参加しています。
花傘?も見る事が可能です。
清少納言です。
旗に名前が書かれているので、誰だか分かりますよ。
この他にも、歴史上の登場人物が多数登場。
観覧者の目を楽しませてくれます。
この辺りは、後半です。
疲れもかなり貯まる時間帯となっています。
最後まで見るか、それとも帰るか。
悩んでいました。
大原女です。
大原女の衣装は、時代とともに変化します。
その衣装の移り変わりを、楽しめますよ。
以上、時代祭の写真でした。
穴場の場所から写真を撮影したい方。
望遠機能が付いたカメラがあれば、撮影しやすいですよ。
あるいは、百均などで小さな脚立を購入。
持っていくのもありだと思います。
一番後ろから、脚立に乗って撮影。
疲れたら、椅子代わりにも使えます。
時代祭のまとめ
京都三大祭の中で、1番歴史が浅いのが時代祭です。
その分、庶民的な感じがして、親しみやすいお祭りとなっています。
時代祭の日程と京都旅行の日程が、ちょうど合う方。
ぷらりと時代行列を観賞しませんか?
行列は長いので、最後まで見る必要はないと思います。
ある程度観覧して満足したら、別の観光地へ移動して下さい。
それでも、十分京都旅行の思い出になりますよ。
もちろん、余裕がある方は、最後まで見て楽しむのもありですよ。
私は体力的に、無料観覧場所から見る場合は、途中退場になると思います。
本当に、腰が痛くなりますから。
途中退場でも、十分楽しめるお祭。
それが、時代祭の良い所です。