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一文橋の由来。

一文橋を、見ました。
その時の様子は、「一文橋の由来」に掲載しています。

一文橋は、長岡京市と向日市に架かる橋です。
どこにでもありそうな、コンクリート橋です。

しかし、他とは一目で違いが分かる点もあります。
それは、欄干に巨大な一文銭が飾られている事です。

一文銭が飾られているから、一文橋という訳ではありません。
一文橋という名だったから、一文銭が飾られました。

それでは、なぜ一文橋と呼ばれるようになったのでしょうか。
その由来は、下記に掲載しています。

また、巨大な一文銭の写真も、下記に載せています。
もしよろしければ、ご覧ください。

今回は、一文橋を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。

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一文橋の見所

一文橋の由来

一文橋を、訪れました。
ただ、直接自分の足で渡った訳ではありません。

それでは、どうやって渡ったのか。
それは、バスに乗って渡りました。

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バスの窓から見た一文銭です。
実際見たいと思っていたので、一文橋の一文銭。

バスの中からとは言え、感動しました。

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橋は、どこにでもありそうなコンクリート橋です。

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それではこの橋が、一文橋と呼ばれるようになったのでしょうか。
次のような話が伝わっています。

◆一文橋の由来◆

一文橋が架かる善峰川は、かつては大雨が降ると氾濫する川でした。
大雨が降るたびに、川が氾濫して、橋が流されたそうです。

一文橋は、重要な交通路に架かる橋でした。
そのため、流される度に架け替えられたそうです。

大雨の度に流され架け替えられる橋。
その費用は、かなりのものとなりました。

そこで、橋の建設費用を捻出するために、通行料が設けられます。
橋を渡る通行料は、一文です。

この事から、一文橋と呼ばれるようになりました。

-終-

この一文橋は、昔は京都の恐怖スポットでした。

◆一文橋に彷徨う魂◆

一文の通行料が必要となった一文橋。
橋を利用する全ての人が、払える額ではありませんでした。

一文を払う程裕福ではない。
しかし、橋は渡らなければいけない。

そんな人は、料金を徴収する橋番の目を盗んで渡るようになります。
また、川を泳いで渡った人もいました。

通行料を払わずに、橋を渡った者が見つかった場合は、どうなるのか。
それは、容赦なく切り捨てられました。

そのような非業の死を遂げた者の魂が、夜な夜な一文橋へ現れたそうです。
「橋を渡らせてくれぇ~」と叫びながら……。

-終-

もちろん、昔の話です。
現在は、ここで彷徨う魂を見たという人もいません。

訪れる機会があれば、安心して渡って下さいね。

一文橋へのアクセス

一文橋の行き方と同じです。

阪急「西向日駅」で下車。
徒歩約10分。

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(周辺地図、赤い丸の場所)