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藤森神社のご利益や見所、鶴丸国永の聖地。

藤森神社は、京都市伏見区にある神社です。
勝運、馬関連、学問にご利益があり、信仰を集めています。

最近では、刀剣乱舞(※)の影響で、鶴丸国永の聖地としても人気です。
今では、藤森神社の見所の1つとなっています。
(※刀剣を擬人化したゲーム)

藤森神社は、今から約1,800年前に神功皇后によって創建されました。

三韓征伐から帰還した神功皇后が、藤森に旗を立て塚を制作。
兵具を奉納したのが、藤森神社の始まりと伝えられています。

そんな藤森神社の見所やご利益、アクセス方法などを紹介。
少しでも、参拝前の参考になれば幸いです。

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藤森神社の見所

藤森神社のご利益

藤森神社で毎年5月に行わる藤森祭は、菖蒲の節句発祥の祭。
この時に飾られる武者人形には、神が宿ります。

その事から、菖蒲→尚武(武道・武勇を重んじる事)→勝負となり、勝運にご利益があるとして人気です。

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また、藤森祭で駈馬神事が行われる事から、馬関連(※)に携わる人たちからも信仰が厚く、勝馬のご利益を求め多くの参拝者が訪れています。
(※競馬の馬主や騎手、厩務員、その家族の方々、乗馬など)

藤森神社の祭事・行事

藤森祭

5月1日から5月5日まで行われる藤森神社のお祭りです。
この期間、様々な行事やイベントが行われます。

また、境内には屋台が立ち並び、大変盛り上がるお祭りです。
屋台も魅力ですが、もちろん行事がメイン。

特に5日に行われる駈馬神事は、最高のパフォーマンスを見る事が出来るとあって、多くの地元の人や観光客が参拝します。

もちろん、盛り上がる分、境内は混雑必至。
それでも見る価値はあると思います。

藤森祭の駈馬神事のページ
藤森神社の駈馬神事、時間や雨天の開催情報。

藤森神社の境内

藤森神社の境内の見所を紹介します。

御旗塚

境内の見所その1、御旗塚。

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この御旗塚は、参拝者の方から「いちのきさん」と呼ばれ親しまれています。
何でもここにお参りすると、腰痛が治るとか。

こちらもご利益の1つですね。
あの近藤勇も参拝して、腰痛が治ったと伝えられています。

腰痛除守も授与されているので、腰でお困りの方。
参拝してみてはいかがでしょうか。

当たり前ですが、効果が保証されている訳ではありません。
ご注意下さい。

本殿の正面に立った右横、境内の東側に位置する場所に存在します。

神鎧像

境内の見所その2、神鎧像。

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先ほども書きましたが、菖蒲の節句発祥の地。
節句に飾る武者人形に、神が宿るとされています。

その象徴して、建てられたのがこの神鎧像です。

不二の水

京都の神社には、名水と呼ばれる水が湧き出ている事があります。

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不二の水もその1つです。
2つとない水という意味で、付けられました。

もちろん、2つとない「まずい」水ではありません。
2つとない「美味しい」水の事です。

私もペットボトルに入れて持ち帰り、沸騰消毒の後に飲んでみました。
残念ながら、味音痴の私にはしょせん水は水。

しかし、この不二の水の真の美味しさが分かる人がいるはず
参拝した時には、ぜひペットボトルに入れ持ち帰り、味を確かめて下さい。

こちらが見所その3です。

藤森七福神

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そのまんまの七福神の像です。
藤森七福神が、境内で参拝出来ますよ。

>神馬像

馬の神社だけあって、神馬像も置かれています。

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絵馬舎の横です。
馬好きの方は、ぜひこちらの像も見学していって下さい。

藤森神社の自動販売機

藤森神社の境内には、自動販売機が置かれています。

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こちらが、その必勝祈願の自動販売機。
馬関連にご利益があるだけあって、馬のデザインとなっています。

しかも、これだけではありません。
ボタンを押すと、馬が鳴きが聞こえ、ファンファーレが響きます。

そして、「勝運が授かりますように」という声も流れる優れもの。
この声は、藤森長正禰宜の声です。

こちらも、藤森神社ならではの見所となっています。
ぜひ1本、何か購入してみて下さいね。

藤森神社の四季

藤森神社でオススメの時期は、初夏です。
6月上旬から6月下旬にかけて、アジサイが咲き誇ります。

紫陽花苑の雰囲気は、このような感じです。
藤森神社の紫陽花、見頃や開花状況。

私が撮影した写真とともに紹介しています。

藤森神社の御朱印

藤森神社は、御朱印を頂ける神社です。
また、オリジナルの御朱印帳や御朱印袋も授与されています。

詳しい情報は、下記のページを参照して下さい。
藤森神社の御朱印と御朱印帳。

通常の御朱印や鶴丸国永の御朱印を頂いた時の様子を書いています。
各御朱印の写真も掲載中です。

鶴丸国永との関係

冒頭にも書きましたが、鶴丸国永の聖地です。
鶴丸国永は、人の名ではなく刀名。

平安時代の刀匠・五条国永の手よって作られた日本刀。
五条国永は、三条小鍛冶宗近の弟子と伝わる人物です。

鶴丸国永は、この藤森神社の御神刀として奉納されましたが、本阿弥家の者によって盗み出されてしまいます。

そういう訳で、現在の藤森神社には鶴丸国永ありません。
それでも、一時期は御神刀だったので、鶴丸国永の聖地の1つと言っても良いのではないでしょうか。

鶴丸国永の等身大パネル

鶴丸国永が、藤森神社へ戻ってくる事があります。

ただし、刀剣の形ではありません。
刀剣乱舞の擬人化した姿での、里帰りです。

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藤森神社へと、里帰りした鶴丸国永。

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優雅な立ち姿を、披露していますね。

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久しぶりに帰って来る事が出来て、何だか嬉しそうです。

鶴丸国永は、期間限定の里帰りとなります。
見かけたら、幸運なのかもしれません。

藤森神社の駐車場

参拝者用に有料駐車場が完備されています。
車でお越しの方は、そちらに駐車して参拝して下さい。

ただし、藤森祭などの祭事や行事がある時は、混雑します。
駐車出来ない可能性もありますので、ご注意ください。

祭事などの時は、公共交通機関を利用した方が無難かもしれません。

藤森神社へのアクセス

藤森神社への行き方です。

京阪墨染駅で下車、徒歩7分。

京都駅からだと奈良線に乗車、JR藤森駅で下車。
乗車料金190円、徒歩約5分で到着です。

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(周辺地図)