千本ゑんま堂(引接寺)は、京都市上京区にあります。
本尊が閻魔法王のお寺です。
そんな千本ゑんま堂で、夏に行われる行事があります。
千本ゑんま堂(引接寺)のお精霊迎え・送りです。
京都では、ご先祖様の精霊の事を「おしょうらいさん」と呼びます。
お精霊さんを迎え、そして送り出す行事。
それが、お精霊迎え・送りです。
京都の夏の風物詩の1つなっています。
今回は、そんな千本ゑんま堂のお精霊迎え・送りを紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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千本ゑんま堂(引接寺)のお精霊迎え・送りの見所
千本ゑんま堂(引接寺)のお精霊迎え・送りの概要
千本ゑんま堂のお精霊迎え・送りは、旧盆に行われます。
今年の日程は、令和元年(2019)8月7日から16日。
8月7日から15日が、お精霊迎え。
8月16日が、お精霊送りとなっています。
拝観時間は、9時から20時まで。
境内は無料ですが、塔婆料は300円が必要です。
お精霊迎え期間中、閻魔様のお許しを得て、ご先祖様の精霊が各家庭へと帰ってこられます。
現世に戻ってくる時の目印が、鐘の音です。
迎えの鐘の音を引き寄せられ、ご先祖様が戻ってきます。
千本ゑんま堂のお精霊迎えの手順は、以下の通りです。
1.水塔婆に亡くなられた戒名・俗名を書く。
2.水塔婆を線香の煙で清め、本尊に御参りをする。
3.本堂裏の池に、水塔婆を流す。
4。迎え鐘を撞いて、終了。
また、14日には千本六斎念仏も開催。
その後、16日のお精霊送りにて、再び帰っていきます。
千本ゑんま堂の駐車場
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用下さい。
千本ゑんま堂へのアクセス
京都市バス「千本鞍馬口」もしくは「乾隆高前」停留所で下車してすぐ。
(周辺地図)