圓光寺を、訪れました。
その時に発見したのが、たか女の墓です。
その時の様子は、「圓光寺のたか女の墓」に掲載しています。
◆圓光寺について◆
圓光寺は、京都市左京区にあります。
臨済宗南禅寺派に属しているお寺です。
徳川家康が伏見の指月に学問所を開きました。
それが起源と伝わっています。
本尊は、千手観音坐像です。
また寺宝に、円山応挙筆の竹林図屏風六曲一双があります。
圓光寺は、京都の新緑と紅葉の名所です。
季節によって彩られる庭園「十牛の庭」は、人気があります。
境内には、歴史上の人物のお墓がある事でも知られているお寺です。
-終-
今回は、そんな圓光寺のたか女の墓を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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圓光寺のたか女の墓の概要
圓光寺のたか女の墓
京都市左京区にある圓光寺。
その境内には、ある女のお墓があります。
その女とは、たか女です。
たか女と言っても、「高女」ではありません。
「高女(たかおんな)」は、日本の妖怪です。
こちらの「たか女(たかじょ)」は、人間です。
◆圓光寺のたか女についての簡単な説明◆
圓光寺に眠るたか女とは、村山たかの事です。
井伊直弼の密偵として仕えていました。
彦根藩士の娘だった村山たかは、京都へ出てきて多田源左衛門の妻となります。
その後、多田とは離婚。
彦根に戻って、井伊直亮の妾となりました。
直亮の死後は、井伊直弼の妾となります。
その後、彦根藩国学者である長野主繕の妾となりました。
井伊直弼が大老となると、長野と一緒に京に入ります。
そして、井伊直弼の密偵として、活動しました。
井伊が桜田門外の変で暗殺されると、井伊に加担したとして捕らえられ、三条大橋の東端の柱に縛られて生晒にされました。
その後、一乗寺にある金福寺で出家。
亡くなった後は、金福寺の本寺である圓光寺に、お墓がたてられました。
-終-
圓光寺のたか女のお墓が、こちらになります。
村山たかは、舟橋聖一著の歴史小説「花の生涯」に、ヒロインとして登場しているそうです。
私は残念ながら、読んだ事がありません。
機会があれば、読んでみたいと思います。
圓光寺の駐車場
圓光寺には、約20台程駐車できる駐車場が存在しています。
無料で利用可能です。
車で参拝を考えている方。
利用を検討してみてはいかがでしょうか。
圓光寺へのアクセス
圓光寺への行き方です。
叡山電鉄・一乗寺駅で下車、徒歩約15分。
市バス・京都バスの場合、一乗寺下り松町で下車、徒歩約10分。
(周辺地図)
圓光寺の四季
・圓光寺の新緑、青もみじと庭園。
・圓光寺の紅葉、見頃や現在の状況。十牛の庭で観賞。