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醍醐寺の五大力さん(五大力尊仁王会)2017。御影や餅上げを観賞。

醍醐寺は、京都市伏見区にあります。
京都の世界遺産の1つにも数えられる寺院です。

毎年2月23日には、五大力尊仁王会が行われます。
五大力さんとも呼ばれ、醍醐寺最大の行事です。

醍醐寺は、貞観16年(874)に創建されました。
聖宝理源大師が、小堂宇を建立して、准胝観音像と如意輪観音像を安置したのは始まりとなっています。

京都市の中心地から若干離れているため、観光の第1候補には上がり難いお寺ですが、広い境内には見所が満載。

醍醐寺の観光に1日費やしても、損はありません。
特に、冒頭で紹介した五大力さん(五大力尊仁王会)は、京都の数ある行事の中でも、ぜひとも見て欲しい行事の1つです。

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醍醐寺の五大力尊仁王会で無病息災。

醍醐寺の五大力さん(五大力尊仁王会)

五大力尊仁王会は、醍醐寺の最大の年中行事です。
毎年2月23日に、仁王会式の大法要を中心として行われています。

五大明王(※)の力を授かり、全ての人々の幸福を祈願。
(※不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王)
西暦907年から行われている伝統ある行事です。

またこの日のみに授与される「五大力尊御影」は、大変ご利益があると評判。

ご本尊「五大力尊」の分身である御影(お札)は、あらゆる災難を払い除け、自分は無事息災、一家は安泰隆昌になります。

そのため、このお札を手に入れるためだけに、参拝する人もいるぐらいです。

五大力さんの当日に、醍醐寺に参拝しなければ手に入らないのかと諦めている方。
安心して下さい、諦める必要は全くありません。

現在は、醍醐寺の公式HPからインターネット販売で購入する事が可能です。
ネットだからと言って、ご利益が無くなったり、違ったりする訳ではありません。
2月23日に直接醍醐寺に参拝に行けない方は、検討してみて下さい。

醍醐寺の名物の餅上げ

この日忘れてはいけないのが、醍醐寺の名物の餅上げです。
五大力餅という巨大な餅を持ち上げる時間を競います。
また巨大な餅を持ち上げる事により、無病息災や身体堅固を祈願。

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(D40で撮影した写真・画像)

このお餅です。
女性は90キロ、男性は150キロの重さがあります。

ギックリ腰をやって以来、腰に不安がある私には絶対無理ですね。
こんな重そうな餅、持ち上がりそうにありません。

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(D40で撮影した写真・画像)

お餅を持ち上げる女性とそれを観戦する人達です。
巨大なお餅を持ち上げる姿を見る度に、私は男女問わずにがんばれと心の中で応援していました。

これを見るだけでも、この日に醍醐寺へ訪れる価値はあると思います。

ちなみに、2015年の女性の部で優勝した方のお餅の持ち上げ時間は、11分31秒。
過去最高のタイムをたたき出しての優勝でした。

醍醐寺へのアクセス

京都駅から地下鉄に乗車、烏丸御池駅で東西線に乗り換え。
東西線で醍醐駅へ、2番出口から出て徒歩3~4分程で到着します。

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醍醐寺の四季
醍醐寺の桜。見頃や開花状況。魅力を写真と共に紹介。

醍醐寺の祭事・行事
豊太閤花見行列。醍醐寺で豊臣秀吉が狂言を観賞。