智積院は、京都市東山区にある真言宗智山派総本山の寺院。
檀信徒の総菩提所と総祈願所です。
無料で拝観できる境内。
そして、拝観料が必要な庭園。
どちらでも、四季の花が楽しめます。
智積院は、知る人ぞ知る花のお寺なのです。
初夏から夏にかけては、桔梗が楽しめます。
そして桔梗は、智積院の寺紋です。
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智積院の桔梗の概要
智積院の桔梗の見頃や開花状況
智積院の桔梗は、無料で散策できる境内に咲いています。
境内のあちらこちらに植えられているので、探してみて下さいね。
見つけやすい場所を紹介すると、金堂までの参道の端に植えられています。
桔梗は色が紫と目立つので、分かりやすいのではないでしょうか。
見頃の時期は、6月中旬から9月上旬です。
観賞出来る期間がかなり長いのが、桔梗の特徴になります。
個人的におすすめなのが、6月中旬から後半です。
理由は、2つあります。
1つは、紫陽花も一緒に観賞する事が出来るからです。
智積院は紫陽花の名所なので、見応えがあります。
★智積院のあじさい、見頃や開花情報。
もう1つが、梅雨なので雨に濡れる桔梗を見る機会が多いからです。
こちらは、好き嫌いが分かれそうですが、私はおススメです。
智積院に咲く桔梗
智積院の咲く桔梗を紹介ます。
このように、参道の端に桔梗は咲いています。
撮影は6月、桔梗も咲き始めになります。
まだ蕾の状態の桔梗も多いです。
金堂のすぐ前にも、桔梗が咲きます。
ここの桔梗と金堂を一緒に撮影すると、智積院とすぐに分かると思います。
雨に濡れる桔梗です。
これはこれで、好きです。
しかし、オススメなのは、次になります。
雨の雫の中の桔梗です。
雨が降ると、桔梗に雨粒が乗る事があります。
その雨の雫の中に映る桔梗は、雨の日ならではです。
梅雨の時期、雨が降る日が多いので、このような機会に巡り会えます。
もちろん、人工的に水の雫を作る事が可能です。
ただ、自分の家の花ではないので、自然のままが良いかなと思っています。
智積院の寺紋
桔梗と言えば、智積院の寺紋です。
豊臣秀吉の子飼いの家臣・加藤清正。
秀吉の命により祥雲寺(※)を建立しました。
(※かつて祥雲寺の寺地だった場所に智積院はあります)
その加藤清正の功績を称える意味で、清正の家紋の桔梗を智積院で用いるようになったそうです。
今年の智積院の桔梗の開花状況
今年の智積院の桔梗の開花状況です。
令和2年(2020)
令和2年(2020)6月19日:入口付近で咲き始め。
過去の智積院の桔梗の開花情報
過去の智積院の桔梗の見頃や開花情報です。
平成27年(2015)
平成27年(2015)6月8日:まだこれから。
平成27年(2015)6月12日:咲き始めています。
平成27年(2015)6月26日:見頃です。
平成28年(2016)
平成28年(2016)6月1日:まだまだ。
平成28年(2016)6月14日:咲き始め。
平成28年(2016)6月24日:見頃です。
平成30年(2018)
平成30年(2018)6月21日:咲き始め。
平成30年(2018)6月30日:見頃です。
智積院の駐車場
智積院には、駐車場があります。
無料で駐車する事が可能です。
バス10台、普通車30台を駐車出来ます。
車で訪れようと思っている方は、利用してはいかがでしょうか。
智積院へのアクセス
智積院への行き方です。
京都駅から市バス100・206・208系統に乗車。
東山七条停留所で下車、徒歩約3分でお寺に着きます。
京阪電車・七条駅から徒歩約10分。
(周辺地図)