わら天神宮を、訪れました。
初詣のためです。
◆わら天神宮についての簡単な説明◆
わら天神宮は、京都市北区にある神社です。
木花開耶姫命を祀っています。
京都の神社の中でも、人気が高い安産・子授けにご利益がある神社です。
わら天神宮で人気が高いお守りは、もちろん安産お守りです。
このお守りの中には、「わら」が入っています。
「わら」に節があれば男の子。
節が無ければ女の子が授かると伝わっています。
また、末社の綾杉明神では、杉の霊様が祀られています。
-終-
今回は、わら天神宮の綾杉明神を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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わら天神宮の綾杉明神の概要
わら天神宮の綾杉明神
わら天神宮を訪れた時、境内を散策しました。
その時に参拝したのが、末社・綾杉明神です。
こちらが、綾杉明神になります。
綾杉の霊が祀られている社です。
綾杉の「あや」は、様々に意味があります。
黒いという意味。
木目という意味。
そして、葉に綾があるかだとも言われてます。
綾杉明神に祀られている杉は、樹齢千数百年と伝わる神木です。
応仁の乱の兵火を免れた杉でした。
しかし、明治二十九年の暴風により倒壊。
幹だけが残ります。
神木として崇敬する人が多かった綾杉は、素屋根がかけられ祀られる事になりました。
神社で神木を見る事は、よくあります。
しかし、このように祀られているのは、あまり見た事がありません。
綾杉は、平安時代から著名だったそうです。
清原元輔が詠んだ次の歌が、拾遺和歌集に撰禄されています。
「生ひ繁れ平野の原の綾杉よ 濃き紫に立ちかさぬべく(和歌)」
「赤子よ、綾杉の枝葉が大きく繁るように立派に成長しなさい。
濃い紫の袍を着られる、三位の位を得られるように。(現代語訳)」
友人の子供の昇進を祈った和歌です。
平安時代から有名な木だったと思うと、感慨深いです。
わら天神宮へ訪れた時、綾杉明神にも参拝してみてはいかがでしょうか。
わら天神宮(敷地神社)へのアクセス
わら天神宮(敷地神社)への行き方です。
京都駅より市バス50・急行101・205に乗車。
わら天神にて下車して、すぐ。
(周辺地図)
わら天神宮の四季
・わら天神宮の御朱印と御朱印帳。