幽霊子育飴というのをご存知ですか。
みなとや幽霊子育飴本舗で、販売されている飴です。
みなとや幽霊子育飴本舗は、京都市東山区にあります。
場所は、六波羅蜜寺のすぐ近くです。
幽霊子育飴本舗の歴史は、450年以上。
飴屋さんに中では、老舗の飴屋さんではないでしょうか。
店頭には、幽霊子育飴が90g300円。
170g500円で、販売されています。
また、飴の他にも宇治茶玉露や宇治茶煎茶。
そして、宇治ほうじ茶も購入する事が可能です。
食べもので、気になるのが通販だと思います。
どうやら、幽霊子育飴の通信販売はやっていないみたいです。
通販はなく、店頭販売のみ。
京都に訪れた際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
腐るものでもないので、京都土産としてもおススメです。
今回は、幽霊子育飴を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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幽霊子育飴の概要
幽霊子育飴と由来
東松原の交差点、六波羅蜜寺と西福寺のすぐ近く。
そこに、一軒の飴屋さんがあります。
幽霊子育飴本舗です。
お店の脇には、年季の入った看板があります。
幽霊子育飴は、このお店で購入する事が可能です。
幽霊子育飴。
この飴には、次のような話が伝わっています。
◆幽霊子育飴の由来◆
昔、夜な夜な鳥辺野の墓地の近くに店に、飴を買いに来る女がおりました。
ある夜、店の主人が女の後をつけてみると、女は墓地で姿を消します。
店の主人が、その事を寺の住職に話して墓地へ行ってみると、土に中から赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
鳴き声がする場所の土を掘り返してみると、なんと女の遺体の隣に赤ん坊がいました。
そして、その赤ん坊は、飴をしゃぶっていたのです。
この出来事の後、店に女が訪れる事はなくなりました。
幽霊になった女が、我が子にために買いにきた飴。
その飴は、幽霊子育飴と呼ばれるようになりました。
-終-
この話には、後日談があります。
助け出された赤ん坊は、8歳で僧侶になりました。
そして、寛文6年3月15日、享年68歳で亡くなったそうです。
幽霊子育飴は、昔は水あめのようにお箸に巻いて売られていました。
現在は、固形の飴として販売されています。
麦芽糖とザラメ飴のみを使用した、素朴な味の飴です。
大きさはバラバラで、琥珀色をしています。
京都でしか売っていないので、京都土産としても最適です。
京都東山を観光した時に、ぷらりと立ち寄ってみませんか。
幽霊子育飴の駐車場
ありません。
幽霊子育飴へのアクセス
幽霊子育飴への行き方です。
京阪「清水五条駅」で下車。
徒歩約10分。
(周辺地図)