京都府宇治市を流れる宇治川。
この川の夏の風物詩と言えば、宇治川鵜飼です。
鵜飼とは、鵜を使って鮎などを獲る漁法の事。
鵜匠が絶妙は技術で鵜をコントロールして、アユを捕獲します。
歴史は古く、昔からある伝統的な漁法です。
宇治川の鵜飼は、平安時代から存在したと伝えられています。
伝統はあるのですが、現在では鵜飼だけで伝統を継続するのは難しい状況。
観光と結びついて、初めて成り立っている側面があります。
技の素晴らしさでお客を集める事から、芸能に近いのではないでしょうか。
もちろん、宇治川の鵜飼も観光と結びついています。
貸切船や乗合船の乗るのも、それなりの料金が必要です。
しかし、鵜匠と鵜の絶妙な技が堪能できるので、見る価値は十分あります。
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宇治川の鵜飼は、夏の風物詩
宇治川の鵜飼の概要
毎年夏に行われる宇治川の鵜飼。
今年の開催期間は、7月1日から9月30日まで。
観賞するには、2つの方法があります。
貸切船で観賞する方法と乗合船で観賞する方法です。
貸切船
貸切船の場合、事前予約が必要となります。
料金は、10人乗が27,500円、15人乗が41,250円。20人乗が55,000円。
乗合船と比べると、1人分の料金は若干高くなります。
しかし、必ず乗る事が可能です。
また、料理の手配も出来るので、飲食しながら鵜飼を楽しめます。
乗合船
一方乗合船の場合は、予約の必要はありません。
料金は、大人2,000円、小学生1,000円。
貸切船よりも安いですが、当日のチケットが購入出来ないと乗る事が出来ません。
特に土曜・日曜・休日は、乗合船が満席になる事が多々あります。
乗れない可能性が出てきますので、ご注意ください。
ちなみに、飲食は不可です。
人数が集まれば、確実に乗る事が出来る貸切船の方がオススメですよ。
場所は、宇治川・塔ノ島の喜撰橋周辺です。
船の予約先は、こちら。
宇治川の鵜飼の特徴
鵜飼を行っている地域は、全国にいくつか存在しています。
その中で、宇治川の鵜飼の特徴は、女性の鵜匠が2人いる事ではないでしょうか。
(宇治川の鵜飼のパンフレットより)
松明の明かりが灯る夕暮れ宇治川で、風折烏帽子に腰みの姿の鵜匠が6羽の鵜を巧みに操り、素晴らしい技を披露してくれますよ。
宇治川鵜飼の駐車場
車でお越しの方は、宇治川周辺の駐車場を利用する事になります。
宇治駐車場が、一番近くアクセスしやすいのではないでしょうか。
宇治川・塔ノ島へのアクセス
宇治川・塔ノ島への行き方です。
JR・京阪宇治駅で下車、徒歩約8分~12分。
(周辺地図)