天龍寺は、京都市右京区にあります。
京都の世界遺産の1つで、観光場所しても人気のお寺です。
そんな天龍寺で、2月に節分会が行われます。
また合わせて、七福神巡りも開催。
この日は観光客ばかりでなく、地元の方々も参加。
境内は、多くの人で混雑し、賑わいます。
天龍寺の節分会は、他と比較すると特に変わった様子もありません。
しかし、天龍寺の七福神巡りは、少しだけ変わっています。
今回は、そんな天龍寺の節分会と七福神巡りを紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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天龍寺の節分会の見所
天龍寺の節分会の概要
天龍寺の節分会は、地元密着型の節分祭。
大人から子供まで、毎年地元の方々が天龍寺へ参拝します。
もちろん、京都の人気観光名所の1つ天龍寺。
地元の人ばかりではなく、観光客も多いです。
今年の天龍寺の節分会の開催も、平成28年(2016)2月3日です。
開始時間は、8時30分からとなっています。
まずは、総門前で福笹の授与。
福笹の料金は、2,500円です。
そして、福笹を手に境内の塔頭を周る七福神めぐり。
また、豆まきや無料接待を楽しむのが、天龍寺の節分会です。
豆まきは、11時30分・13時30分・15時30分の計3回行われます。
始まる30分前には、アナウンスが流れるの安心して下さい。
豆は五色の袋に入っており、強者は全種集めます。
ただ、1袋手に入れたら、後は他の方に譲る心のゆとりは欲しい所。
1袋でも、十分福は舞い込んでくると思います。
むしろ、他の方に譲る姿を神様が見ていて、より福が舞い込み易いかも。
いずれにしても、せっかくの天龍寺の節分会。
福豆の取り合いなどせず、余裕を持って楽しみましょう。
天龍寺の七福神巡りの概要
この日の天龍寺のメインは、むしろこちらではないでしょうか。
天龍寺の七福神巡りです。
先ほども書いた通り、総門前で福笹を受け取ります。
その福笹を持って、境内の塔頭を巡る訳です。
巡る塔頭は以下の通りとなっています。
三秀院:東向大黒天
弘源寺:三國傳来毘沙門天
慈済院:水摺辯財天
松巌寺:福禄壽
永明院:永明精舎恵比寿
寿寧院:身守不動明王
妙智院:宝徳稲荷
冒頭で、天龍寺の七福神巡りは少し変わっていると書きました。
気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、布袋尊と寿老人がいません。
その代わりに、不動明王と稲荷が存在します。
七福神巡りは、室町時代の末期より始まった民間信仰。
民間信仰なので、これぐらいの緩さはありなのだと思います。
節分祭と七福神巡りを楽しみたい方。
天龍寺の節分会は、オススメですよ。
天龍寺の駐車場
天龍寺には、参拝者用の駐車場があります。
ただ、行事が行われる日は混雑するかもしれません。
公共交通機関を利用が、無難ですよ。
天龍寺へのアクセス
天龍寺への行き方です。
JR京都駅から嵯峨野線で嵯峨嵐山駅まで。
そこから、徒歩13分ぐらいで到着します。
嵐電(京福電車)嵐山駅からすぐ。
阪急電車・嵐山駅から徒歩15分です。
市バスを利用する方は、11・28・92番の乗車して、嵐山天龍寺前で下車すぐ。
(周辺地図)