白峯神宮を訪れた時、崇徳天皇欽仰之碑を見ました。
その時の写真は、「白峯神宮の浄心の庭(枯山水)」に掲載しています。
白峯神宮は、京都市上京区にある神社です。
祭神として、崇徳天皇・淳仁天皇が祀られています。
◆白峯神宮の簡単な説明◆
白峯神宮は、和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に、崇徳天皇と淳仁天皇の御神霊をお迎えして創建された神社です。
祭神は、崇徳天皇・淳仁天皇。
そして、精大明神も祀られています。
まりの守護神である精大明神。
そのため、球技選手から多くの信仰を集めています。
また、境内には、浄心の庭(枯山水)があります。
そこには、崇徳天皇欽仰之碑や歌碑なども置かれており、見る事が可能です。
-終-
今回は、石碑も含めた白峯神宮の浄心の庭を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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白峯神宮の浄心の庭の概要
白峯神宮の浄心の庭(枯山水)
白峯神宮へ訪れた時、以前には無かったものを発見しました。
白峯神宮の浄心の庭(枯山水)です。
浄心の庭には、歌碑も建っていました。
白峯神宮御創建百五拾年の記念歌碑です。
こちらが、浄心の庭になります。
赤い矢印が瀧石です。
そして、青い矢印が2種類の苔です。
2種類の苔で、水の流れを表現しています。
崇徳天皇欽仰之碑です。
この石碑は、以前からありました。
後から、石碑の横に、浄心の庭が造られたようです。
ちなみに欽仰は、「きんぎょう」と読みます。
謹み仰ぐという意味です。
白峯神宮御創建百五拾年の記念歌碑は、こちらとなります。
「瀬をはやみ 岩にせかるる 瀧川の
われても末に あはむとぞ思ふ」
崇徳院(崇徳天皇)が、藤原俊成に命じて編纂させた「久安百首」に載せられた一首です。
◆歌の簡単な説明◆
浅瀬の流れが速く、岩にせき止められた滝川の水が、2つに分かれている。
しかし、また再び1つの合流するだろう。
愛しい人と分かれても、いつかはきっと逢おうと思う。
-終-
恋心を詠った一首です。
2人の恋に障害があっても、それを乗り越えて必ず逢おう。
そんな激しい気持ちが込められています。
崇徳院の性格が垣間見える、一首だと思います。
この激しさゆえに、死後に最恐の怨霊になったのかもしれません。
白峯神宮へのアクセス
白峯神宮への行き方です。
京都駅から地下鉄に乗車。
烏丸線「今出川駅」で下車して徒歩約8分。
四条河原町から市バス51, 59, 201号系統に乗車、「堀川今出川」停留所で下車してすぐ。
詳しい行き方は、こちらを参照して下さい。
・白峯神宮へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
白峯神宮の関連情報
・白峯神宮の御朱印と御朱印帳。
白峯神宮の四季
・白峯神宮の桜。
白峯神宮の祭事・行事
・白峯神宮の春季例大祭・淳仁天皇祭、蹴鞠を堪能。
・白峯神宮の茅の輪くぐり神事。
・白峯神宮の精大明神例祭「七夕祭」。
・白峯神宮の古武道奉納。