正覚庵は、京都市東山区にある東福寺の塔頭です。
通称「筆の寺」とも呼ばれ、筆供養(※)が行われます。
(※筆供養が行われるのは、正覚庵です。
正覚寺ではありませんので、ご注意ください)
筆の寺と呼ばれるだけあって、正覚庵には筆塚が存在。
最も古い筆塚は、江戸後期に建てられました。
他にも、日本画家の筆塚。
筆供養20周年記念の筆塚など多数あります。
また正覚庵は、写経が体験できるお寺です。
事前も仕込み不要で、誰でも参加出来ます。
今回は、正覚庵(東福寺)の筆供養を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
【スポンサーリンク】
正覚庵(東福寺)の筆供養の見所
正覚庵(東福寺)の筆供養の概要
正覚庵の筆供養は、秋に行われる行事です。
今年の開催期間は、平成29年(2017)11月23日。
時間は、10時からとなっています。
料金は、志納制です。
江戸時代から筆塚がある正覚庵。
その場所で、戦後の京都を活気づけようと始まったのが筆供養です。
筆供養が行われる時期は、ちょうど京都も紅葉の見頃を迎えています。
京都の中でも紅葉が美しい東福寺(※)も、例外ではありません。
(※東福寺の紅葉の様子は、こちらを参照して下さい。
☆東福寺の紅葉、見頃や現在の状況。写真で紹介。)
東福寺は、紅葉狩りを楽しむ人で大混雑です。
また、紅葉の時期と重なる筆供養にも、多くの人が訪れます。
当日の大きな流れは、次のような感じです。
10時:筆供養受付。
役目を終えた筆の供養受付開始です。
13時:お練り。
奉納された古い筆を飾った筆神輿。
そして、お稚児さんが東福寺境内や町内を練り歩きます。
14時:護摩焚。
筆塚前の護摩壇に山伏が清めの矢を放った後、奉納された筆や鉛筆を燃やして供養します。
筆供養の当日は、お茶席やお蕎麦やおでんのなどの軽食も食べる事が可能です。
紅葉した庭を楽しみながら、軽くお腹を満たす事も出来ますよ。
筆に感謝しつつ、紅葉狩りで目の保養。
軽食で食欲を満たす1日を、ぜひ体感して下さい。
正覚庵の駐車場
東福寺の無料駐車場を利用する事が可能です。
ただし、当日は紅葉の見頃の時期と重なります。
大混雑が予想され、利用できない可能性も高いです。
公共交通機関を利用した方が、無難ですよ。
正覚庵へのアクセス
正覚庵への行き方です。
京阪電車もしくはJR「東福寺駅」で下車。
そこから、徒歩約10分。
正覚庵へ到着です。
行き方は、ほぼ東福寺と一緒です。
東福寺のアクセス方法も、参考にしてみて下さい。
☆東福寺へのアクセス。京都駅からの行き方。駐車所はあり。
(周辺地図)