三千院は、京都市左京区大原にある寺院です。
春になると三千院の境内に、桜が綺麗に咲く事でも知られています。
桜の事を書く前に、簡単に三千院の紹介です。
三千院の寺名は、デューク・エイセスの「女ひとり」で、知っているの人も多いのではないでしょうか。
「京都大原三千院、恋に疲れた女がひとり」という歌詞から始まる、あの歌です。
三千院の始まりは、延暦年間(782~806)に、最澄が比叡山東堂に一寺院を開いたと伝えられています。
皇族が住持する門跡寺院で、天台宗の三門跡寺院(※)の1つです。
(※他は、青蓮院、妙法院)
ちなみに最澄は、天台宗の開祖。
清和天皇より伝教大師の贈り名を賜って以降、伝教大師最澄とも呼ばれています。
京都の北、自然豊かな大原の里にある三千院は、静寂に包まれ、また空気が澄んでおり、心も体もリフレッシュ出来る場所です。
俗世間を逃れて静かに暮らしたいと思った貴人や仏教修行者達が、この地を選んだ理由が分かります。
ただかつての隠棲の地だけあって、京都市の中心地から遠い。
自家用車を持っている方は、車で訪れるのがベターだと思います。
そんな三千院の桜の紹介です。
見ごろや開花情報、見所などを掲載中。
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三千院の桜。見ごろや開花情報
三千院の桜
三千院の境内に、約300本の桜が植えられています。
種類は、山桜やソメイヨシノ、枝垂桜です。
見所は、静寂の中で観賞できる事でしょうか。
場所が場所なので、混雑を感じる程観光客もいません。
奥の院や御殿門前のしだれ桜が美しいと評判です。
この動画を見れば、少しは三千院の桜の美しさが伝わるのではないでしょうか。
三千院は京都の北にあるため、桜の開花時期が若干遅いのが特徴です。
4月中旬の訪れると、ちょうどいい感じで桜が楽しめますよ。
3月下旬から4月上旬に、京都に旅行が出来ずに中旬にズレてしまった方。
三千院まで行けば、情緒ある美しい桜が観賞できます。
三千院の桜の見頃と開花情報
今年の三千院の桜の見頃と開花情報です。
令和3年(2021)の開花状況
令和3年(2021):ー。
過去の三千院の桜の開花状況
過去の三千院の桜の開花状況です。
平成27年(2015)
平成27年(2015)3月31日:咲き始め。
平成27年(2015)4月8日:見ごろ一歩手前。
平成27年(2015)4月13日:見ごろです。
平成28年(2016)
平成28年(2016)4月1日:まだつぼみが多いです。
平成28年(2016)4月5日:見頃手前。
平成28年(2016)4月8日:見ごろになりました。
平成29年(2017)
平成29年(2017)3月28日:つぼみ。
平成29年(2017)4月2日:まだつぼみ多し。
平成29年(2017)4月10日:咲き始め。
平成29年(2017)4月16日:見頃です。
平成30年(2018)
平成30年(2018):-。
2019年の開花状況
2019年3月31日:まだこれから。
2019年4月5日:これから。
令和2年(2020)の開花状況
令和2年(2020)3月18日:まだつぼみ。
令和2年(2020)3月24日:咲き始めています。
令和2年(2020)3月28日:見頃までもう少し。
三千院へのアクセス
京都駅から市バス17系統に乗車。
60分程で大原バス停に到着、徒歩7~9分で三千院。
車で三千院へ訪れる場合、三千院には駐車場がないため、近くのパーキングを利用する事になります。
調べると、大原女駐車場がありました。
料金は1日500円、30台収容可能。
料金は変更されている場合がありますので、必ず事前に問い合わせて下さい。
何か不利益がありましても、責任を負いかねます。
ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
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