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坂本龍馬・お龍「結構式場」跡。

坂本龍馬は、江戸時代末期の土佐藩郷士です。
倒幕や明治維新に影響を与えました。

小説や漫画、ドラマや映画の題材になっている坂本龍馬。
知っている方も、多いのではないでしょうか。

その坂本龍馬の伴侶(妻)が、お龍こと楢崎龍です。
2人は京都で祝言を挙げたのですが、その場所を発見しました。

京都には、坂本龍馬の縁の地がたくさんあります。
寺田屋、京都霊山護国神社など。

どの場所も京都市内の観光名所としては有名です。
多くの方が足を運びます。

しかし、結婚式を挙げた場所をわざわざ見に来る人は、コアな坂本龍馬ファンの方以外は、あまり多くないのではないでしょうか。

今回は、坂本龍馬・お龍「結構式場」跡を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。

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坂本龍馬・お龍「結構式場」跡を発見

坂本龍馬・お龍「結構式場」跡の発見記

京都市内を観光するポイントは、徒歩だと思います。
「こんな所にこんなものが!」という発見をする事が多いです。

坂本龍馬・お龍「結構式場」跡もその1つ。
粟田神社へ訪れる途中で発見しました。

私が粟田神社へ行く場合、最寄駅は京阪三条駅です。
そこから徒歩か地下鉄で、粟田神社へ向かう事になります。

私の場合、ほとんどの場合が徒歩です。
地下鉄は、まず使いません。

理由は、先ほども書いた通りです。
色々は発見があるから。

坂本龍馬・お龍「結構式場」跡を発見したのも、徒歩のおかげと思っています。

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こちらが、坂本龍馬・お龍「結構式場」跡の石碑(史跡)です。
この場所が、青蓮院の旧境内・塔頭金蔵寺跡と書かれています。

元治元年(1864)8月初旬。
坂本龍馬とお龍は、内祝言(※)を挙げました。
(※内祝言とは、内々の結婚式の事)

内祝言を挙げた場所は、青蓮院の旧境内・塔頭金蔵寺。
すなわち、この石碑が建っている場所です。

なぜ、金蔵寺で結婚式を行ったのか?
お龍の亡父は、青蓮院宮に仕えた医師でした。

その関係で、金蔵寺の住職・智息院が仲人を務めたそうです。

一般には、慶応2年(1866)1月の寺田屋遭難の後、西郷隆盛の媒酌で2人は夫婦の契りを結んだと言われています。

しかし、この話は根拠が薄いそうです。
金蔵寺での結婚式は、お龍の口から語られた事。

他の史料と合わせて考えると、お龍の話こそ信用できる。
石碑には、そう書かれていました。

坂本龍馬・お龍「結構式場」跡の場所

坂本龍馬・お龍「結構式場」跡の場所です。

京都市東山区五軒町。

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(周辺地図・赤い丸が像のある位置)