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廬山寺の節分会2021。追儺式鬼法楽や蓬莱豆を堪能。

京都市上京区にある廬山寺。
京都の節分会の中でも、有名なお寺の1つです。

比叡山の元三大師良源が936年に船岡山の南に創建したのが始まり。
その後、豊臣秀吉によって現在の地に移されました。

紫式部の縁のお寺としても有名で、紫式部の邸宅跡だと伝えられています。
紫式部は、源氏物語の作者と考えられている人物。

枕草子の作者・清少納言とセットで覚えている人も多いのではないでしょうか?
私の中では、この2人がお互いにライバル視していたイメージがあります。

ただ実際は、面識がなかったとも言われてますが、本人たちのみが知るですね。
確認するのが不可能なのが、ちょっとだけ残念です。

その廬山寺で、平成28年(2016)年2月3日に、冒頭の節分祭が行われます。
この節分会で行われる追儺式鬼法楽は、京都の節分を代表する伝統行事。

2月3日に京都旅行に訪れる方。
追儺式鬼法楽は、1度は見る価値のある祭事ですよ。

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廬山寺の節分会。追儺式鬼法楽の見所

廬山寺の節分会の概要

廬山寺の節分会は、京都を代表する節分行事の1つ。
開催は、2月3日です。

午後14時15分から鬼のお加持が行われます。
鬼のお加持とは、邪気が払われた鬼により、体の調子が悪い部分を加持してもらう行事です。

午後15時より鬼法楽(鬼おどり)が開始。

午後16時から蓬莱師・福娘・年男・寺侍による福餅・蓬莱豆撒き。
蓬莱豆は、一粒食べると3年は寿命が延びると伝えられている有難い豆です。

大豆を紅白の砂糖の衣で覆った、珍しい厄除け豆となっています。
また、福餅は食べると開運出世するそうです。

蓬莱豆は、境内でも販売されています。
撒かれた蓬莱豆を取り損なった方は、購入しましょう。

午後16時過ぎから、再び鬼のお加持が行われます。

午後17時から古札焼き式。

廬山寺の節分会の当日の流れは、このような予定となってます。
京都市の節分の風物詩「追儺式鬼法楽」は、オススメです。

またこの日は、廬山寺の寺宝の降魔面や元三大師が鬼を退治したと云われる独鈷・三鈷が特別開帳されます。

節分の日だけの公開なので、見逃すと次のチャンスは1年後です。

2月3日に京都旅行を考えている方。
観光プランに廬山寺を組み込んでみませんか?

京都の伝統行事を見る事が出来ますよ。
京都の旅の良い思い出になる事間違いなしです。

廬山寺の追儺式鬼法楽

廬山寺の節分と言えば、追儺式鬼法楽(鬼おどり)です。

太鼓と法螺貝の音とともに、赤鬼・青鬼・黒鬼が舞台に登場。
堂内で行われている入護摩を、踊りながら妨げます。

しかし、護摩供の秘法、追儺師の邪気払いの法弓。
そして、蓬莱師と福娘による蓬莱豆の威力により、門外へ追い払われます。

京都の節分と言えば、この廬山寺の追儺式鬼法楽を、思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
毎年、この鬼おどりを見たいがために、地元や観光客の方が、廬山寺に訪れます。

廬山寺へのアクセス

廬山寺への行き方です。

京阪出町柳駅及び神宮丸太町駅より徒歩15分。
JR京都駅から4・17・205系統の乗車、府立医大病院前の停留所で下車。
歩いて5分ぐらいで到着します。

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