京都旅行のオススメ

京都や他府県の旅行と観光関連の事を書いているブログです。おすすめではない情報もチラホラ。

【スポンサーリンク】

六角堂 夜の特別拝観2016。ライトアップされた境内で縁結び。

六角堂は、京都市中京区にあります。
正式名称は、頂法寺。
縁結びにご利益があると、京都の中でも有名なお寺です。

聖徳太子が建立したと伝えられています。
なぜこの地に、お寺を建てたのでしょうか?

聖徳太子がまだ幼かった頃。
淡路島の岩屋浦で、漂流した如意輪観音像を発見しました。
太子は、この像を持ち帰り持仏とします。

その後、太子は物部守屋の討伐にあたった際、如意輪観音像に「勝った暁には、四天王寺を建立いたします」と勝利を祈願。

見事、物部守屋に勝利しました。

太子は誓いを守るために、四天王寺建立のための用材を求め、この地を訪れます。

ある日、泉で沐浴をするために、多良の木の枝に如意輪観音像をかけた所、像が急に重くなり動かなくなってしまいました。

その夜太子の夢の中に、如意輪観音が現れます。

「7世に渡って太子の守り本尊として守護してきたが、今後はこの地に留まって衆生の救済をしたい」

そう告げられた太子は、この地に御堂を建てる事に決めました。

そこへ1人の老翁がやってきたので、太子がお堂を建てるのに相応しい木がないか尋ねた所、紫の雲がたなびく霊木が生えている場所を教えてもらます。

その木を使用して、この地に六角のお堂を建て、如意輪観音像を安置。

それが、紫雲山頂法寺(六角堂)の始まりです。

さて、そんな六角堂で、夜の特別拝観が行われます。

【スポンサーリンク】



六角堂で花と光の幻想的な空間を体感

六角堂夜の特別拝観

六角堂の境内が、華やかないけばなの作品に彩られ、美しくライトアップ。
幻想的な空間を、体感する事が出来ます。

なぜ、いけばなの作品が境内に展示されるのか?
それは、この六角堂がいけばな発祥だからです。

山門・本堂・池の周りに、池坊由紀氏のいけばなが配置され、いつもとは違った六角堂を見る事が出来ます。

夜の特別拝観期間は、平成28年(2016)4月15日から4月17日までの3日間。
拝観が無料というのも、嬉しいです。

六角堂は縁結びのお寺

六角堂は、縁結びのお寺としても有名です。
本堂前に植えられている柳。

f:id:sarunokinobori:20150324231018j:plain
この柳は、縁結び柳と呼ばれています。
良縁を祈願すると、その願いが叶うそうです。

祈願の仕方は、おみくじを柳の枝2本に結びつけます。
後は、良い縁に恵まれるように祈願するだけです。

夜の拝観期間は、期間限定カラーの鳩おみくじが登場します。
色は、春のイメージした桜色。

京都旅行の記念に、鳩おみくじを引いてみるのもいいかもしれません。
もちろんその時は、縁結び柳にきちんと結びつけて、良縁を祈願しましょう。

六角堂までのアクセス

頂法寺(六角堂)までの行き方です。

京都駅から地下鉄に乗車、烏丸御池駅で下車。
5番出口から徒歩約3分。

阪急烏丸駅の21番出口から徒歩約5分。

f:id:sarunokinobori:20150324231543j:plain