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壬生狂言2018。春の炮烙割(ほうらくわり)と演目。

壬生寺は、京都市中京区にある新撰組ゆかりのお寺。
そして、壬生狂言のお寺としても有名です。

壬生狂言は、重要無形民俗文化財に指定されています。
昔から「壬生さんのカンデンデン」と呼ばれ、親しまれていました。

なぜ壬生さんのカンデンデンって呼ばれているの?
そう思った方が、いらっしゃるのではないでしょうか。

壬生狂言は、無言劇なのです。
ただ、全く音がない訳ではありません。

かね・太鼓・笛の囃子の音が、鳴り響きます。
この音から、壬生さんのカンデンデンと呼ばれるようになりました。

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壬生狂言は、春・秋・節分に開催

壬生狂言

壬生狂言は、セリフを用いない宗教劇。
鎌倉時代に、円覚上人により創始されたものです。

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能や普通の狂言からも良い所を取り入れながら、現在の形へと発展しました。

一般的な能や狂言と似ていますが、異なる点もあります。
それは、全ての演者が面を付けて演じている事。
そして、先ほども書いた通り、無言劇だという事です。

壬生寺の壬生狂言は、年間3回行われます。
節分・春の大念佛会・秋の特別公開です。

この中でも、春の壬生大念佛狂言・炮烙割(ほうらくわり)は必見。

節分の時に奉納したほうらくを、この炮烙割(ほうらくわり)の演目の中で、割って割って割りまくります。

まさに炮烙割の名に偽りなしの割りっぷりです。
春の大念佛会でも重要な演目なので、毎日演じられます。

壬生大念佛狂言、春の公開

今年の壬生狂言、春の公開の概要です。

開催は、平成30年(2018)4月29日~5月5日の7日間。
毎日午後1時から午後5時半まで、5演目行われます。

開場は、12時半頃予定となっています。
ただし、雨天などの天候状況によって臨機応変に対応するそうです。

1演目目は、必ず炮烙割(ほうらくわり)です。
また、5日5日のみ夜の部が開催され、6演目行われます。

観賞料金は、1席大人800円、中高生600円、小学生400円。
約400席が用意されており、全席自由席となっています。
予約は出来ませんので、ご注意ください。

演目は、毎日変更されるので、自分の好きな演目が演じられる日を選んで観賞して下さい。

4月29日~5月5日と言えば、世間ではゴールデンウィーク(GW)中。
この期間の壬生寺は、オススメの場所ですよ。

駐車場は?

駐車所は、ありません。
もし車で壬生寺に行く場合は、周辺の有料駐車場に駐車する事になります。

壬生狂言は人気があり、またゴールデンウィーク(GW)という事も重なって、大変混雑します。

公共交通機関を利用するのが良いのではないでしょうか。

壬生寺へのアクセス

壬生寺への行き方です。

JR境地駅から市バス26, 28号系統に乗車。
壬生寺道の停留所で下車。

または、阪急「大宮駅」、京福「四条大宮駅」から徒歩約6分。

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