京都御所に、猿がいる。
その猿を見るために、京都御苑を訪れました。
京都御所は、京都御苑内に存在します。
そして、猿がいるのは猿が辻です。
◆京都御所についての簡単な説明◆
京都御所は、京都市上京区のあります。
京都御苑内にある皇室関連施設です。
明治2年まで内裏として利用され、歴代の天皇が儀式・公務を執り行っていました。
現在は、宮内庁京都事務所が管理しており、一般の方々でも見学可能です。
歴代の天皇が即位した紫宸殿。
皇后宮常御殿などの建物を、見る事が出来ます。
また、優雅な庭園もあり、年間通して楽しむ事が可能です。
京都御所の観覧は、以前は予約が必要でした。
現在は、予約なしに観覧する事が出来ます。
観覧料金は、必要ありません。
無料で、誰でも楽しむ事が出来ます。
-終-
今回は、そんな京都御所の猿が辻を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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京都御所の猿が辻の概要
京都御所の猿が辻
京都御所には、猿が辻と呼ばれる場所があります。
写真の赤い線の場所です。
京都御所の北東に位置しています。
ここに、金網に入れられた猿がいるのをご存知ですか?
それを確かめるため、歩いて猿ヶ辻へと向かいました。
赤い矢印の場所が、猿が辻です。
京都御苑は広い上に砂利道なので、歩くのが大変です。
猿が辻へと到着しました。
京都御所の囲む塀に中で、唯一凹んでいる場所です。
なぜ、猿が辻だけ角がないのでしょうか。
それは、この北東が御所の鬼門にあたるからです。
鬼門から鬼がやって来ないように、角(つの)が取られました。
そのため、ここだけ角がなく凹んでいるのです。
そして、青い矢印の所に猿がいます。
京都御所の猿が辻の猿です。
金網と背景と同化して、肉眼では見難かったです。
烏帽子を被り、手には御幣を持っています。
御幣は神事の時に使用する道具です。
この猿は、実は神の使いです。
日吉大社より遣わされました。
神の使いが、なぜ金網の中に入れられているのでしょうか。
それは、この猿が夜な夜な遊びに出てしまうからと伝わっています。
いたずら好きの猿なんですね。
そういう訳で、金網の中にいます。
この場所は、知る人ぞ知る場所らしく、私が訪れた時も何人かの方が、この猿を見に来ていました。
京都御所を訪れる機会がある方。
ぜひ、この夜遊び好きの猿を、一目見て帰って下さいね。
京都御所の駐車場
京都御苑の駐車所を利用して下さい。