京都御所を、訪れました。
特別公開イベントが行われているからです。
その時に、京都御苑の紅葉や展示を撮影しました。
写真は、「京都御所の秋のイベント、紅葉と展示」に掲載しています。
◆京都御所についての簡単な説明◆
京都御所は、京都市上京区にあります。
京都御苑内にある皇室の関連施設です。
歴代の天皇の住居で、公務を執り行った場所になります。
現在は住居としては、使用されていません。
しかし、紫宸殿や清涼殿などの建物は、そのまま残っています。
一般にも公開されており、いつ訪れても見る事が可能です。
拝観料金も必要ありません。
無料で誰でも、見学する事が出来ます。
-終-
今回は、平成29年秋の京都御所の紅葉と展示をお届けします。
何かの役に立てば、幸いです。
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秋の京都御所の概要
京都御所の秋のイベント、紅葉と展示
京都御苑の紅葉を見つつ、京都御所へと向かいました。
※京都御苑の紅葉の様子は、こちらです。
★京都御苑の秋、紅葉がある光景。
京都御所に到着。
早速、中へと入ります。
まずは、京都御所の紅葉の様子を紹介します。
建春門付近の紅葉です。
近づきました。
色づき始めですが、十分綺麗です。
紫宸殿前の左近の桜は、このような感じになっていました。
御池庭です。
ピンポイントで、紅葉しています。
御常御殿の南側の紅葉です。
ここの紅葉が、1番赤く染まっていました。
京都御所は、紅葉の名所という訳ではありません。
御所内で紅葉する木は、今回紹介したぐらいです。
紅葉を期待して行くと、がっかりすると思います。
ただ、建物や建物の装飾や襖絵などは、とても見応えがあります。
それらは十分すぎる程、期待に応えてくれるはずです。
次に、今回のイベントの展示物を紹介します。
まずは、生け花です。
大本山大覚寺嵯峨御流。
総本山仁和寺御室流。
御寺泉涌寺月輪未生流。
どのお寺も皇室との関連が深いお寺ですね。
続いては、十二単です。
単→五衣→打布→表着→唐衣→裳の順で着装します。
十二単とは、平安時代から宮中で用いられるようになった女性の装束の事です。
重ねた装束の色目によって、四季の風景などを表現しています。
今回紹介している五衣は、秋の襲の色目「紅葉の襲」です。
単と五衣です。
打布と表着です。
唐衣と裳です。
十二単を着装すると、このようになります。
続いては、叙位・除目の人形展示です。
叙位・除目は、宮中で行われた年中行事となります。
儀式書や絵巻などを参考にして、人形も用いて表現しています。
叙位・除目は、清涼殿で行われていました。
展示品の最後の紹介は、御倚子になります。
天皇が御使用になる椅子の事です。
御倚子は、鳥居形の背もたれや勾欄がついています。
また金物の装飾が施されているのが特徴です。
現在でも、御倚子は使用されています。
皇居宮殿で行われた即位の礼の時も、高御座の御倚子が使用されました。
京都御所は、事前申し込み制度が廃止されました。
そのおかげで、いつ訪れても中へ入る事ができます。
しかし、特別な展示品を見る事が出来るのはイベント中のみです。
機会があれば、特別公開イベント中に、京御所へ訪れてみて下さい。
京都御所の駐車場
京都御苑の駐車所を利用して下さい。
京都御所へのアクセス
京都駅から地下鉄に乗車。
丸太町駅か今出川駅で下車、すぐに到着します。
京都御所の関連情報
・京都御所一般公開、春と秋。混雑は並。通年公開開始。
・京都御所の猿が辻。猿がいる場所。