北野天満宮は、京都市上京区にある神社です。
京都の梅と紅葉の名所でもあります。
特に梅の花の美しさには定評がある北野天満宮。
その梅の花が見頃を迎える前に、境内には南天の実がなります。
北野天満宮の南天は、赤・白の2種類。
そして、黒い実の榊が楽しめます。
南天は、「難(南)を転(天)じて福をなす」縁起木。
そのような理由で北野天満宮の南天は、受験生にも密かに人気です。
今回は、そんな北野天満宮の南天です。
見ごろの時期などを掲載しています。
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北野天満宮の南天の見ごろ
北野天満宮の南天
北野天満宮の南天は、境内のあちらこちらで見る事が可能です。
赤い実もあれば、白い実の南天も存在しています。
ただ、白南天の数は少ないです。
北野天満宮では、赤南天がほとんどを占めます。
例年の北野天満宮の南天の実の付き始めは、12月中下旬。
そして、見頃が1月上旬から1月下旬となっています。
本殿や絵馬所前の周辺で、見る事が出来る北野天満宮の南天。
先ほども書いた通り、南天は縁起木として昔から重宝されていました。
戦国時代には、武士が鎧を入れる箱に南天の葉を入れて、勝利を祈願。
また、江戸時代には火災除けとして、庭に植えられる程の人気ぶり。
そして現在では、受験生にも密かに人気です。
受験という難が転じて、合格という福が来るという事なのかも。
北野天満宮の祭神は、菅原道真公。
学問の神様として、受験生に絶大な人気を誇っています。
北野天満宮で、南天が受験生に密かに人気な理由も、北野天満宮の祭神が菅原道真公という事もあるのかもしれませんね。
受験で、全てを運や神頼みにするには間違っていると思います。
何も努力せずに運頼みで、合格を手にするのは難しいでしょう。
ただ、やれる事をすべてやった人。
そんな方は、最後の最後に頼るのはありなのではないでしょうか。
北野天満宮へ受験の合格祈願に参拝へ訪れた方。
南天の写真を撮影して、お守り代わりにするのも良いのかもしれません。
当たり前ですが、木が傷つくので葉や実を獲ってはいけませんよ。
北野天満宮の駐車場
北野天満宮には、参拝者用の駐車場が存在します。
開場時間は、9時から17時です。
車で参拝を考えている方は、利用してはいかがでしょうか。
北野天満宮へのアクセス
北野天満宮への行き方です。
JR京都駅から市バス50・101系統に乗車。
地下鉄・今出川駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・出町柳駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・三条駅から市バス10系統に乗車。
全て北野天満宮前で下車してすぐに到着です。
(周辺地図)